今週のテーマ

開園50周年!多摩動物公園

2008年 7月21日(月) 放送分


アリからゾウまで出会えます!

多摩動物公園は開園50周年を迎えました。アジア園、アフリカ園、オーストラリア園、昆虫園の4つのゾーンに分かれ、371種類もの動物や昆虫たちに出会える多摩動物公園は、1958年に上野動物園の分園として開園しました。

多摩モノレールの「多摩動物公園駅」から徒歩1分。広大な多摩丘陵の自然を生かした園内では371種類、約21926頭の世界の動物や昆虫などを見ることができます。そんな多摩動物公園の歴史は、今から50年前の子供の日、上野動物園の混雑を緩和するための分園としてオープンし、この日だけで約25万人の人が訪れました。そして1964年にはライオンバスが登場!放し飼いの中を車が走るというこの方法は、こちらが世界初!誰もがその迫力に驚きました。さらには、1984年にコアラが来園。海外での飼育はアメリカに次いで2番目。みんなその姿に癒されました。






2008年 7月22日(火) 放送分


新エリア・アジアの沼地ゾーン

開園50周年を記念して新しくできた「アジアの沼地ゾーン」。より自然に近い環境を作り、動物たちを間近で見られるようになっています。ここでは、インドサイ、スイギュウの様子や、水鳥の様子が見られます。

様々な生き物を見られる多摩動物公園。その園内に今年5月登場したのが「アジアの沼地ゾーン」。そんな沼地の住民・水牛は、アジアで古くから家畜として飼われていました。水牛の習性の一つが「角つき」。角を岩や手すりに擦りつける姿も、ここなら間近でみられます。更に、インドサイは水辺最大のほ乳類。インドサイは、視力が弱い為、耳をラッパ状にして周りの音から危険を察知します。そして、沼地エリア最大の施設が、こちらの水鳥達の楽園。鳥がいるエリアの中に、人が入るという施設になっています。








2008年 7月23日(水) 放送分



注目!月間おすすめ動物

本日は、毎月特定の動物に焦点をあて、動物たちの魅力を伝える「月間動物」イベントをご紹介します。7月の動物はアフリカゾウ。クイズを出して、動物たちをじっくり観察します。また、8月の月間動物アミメキリンもご紹介します。

来月8月の月間動物は「アミメキリン」。このきれいなアミメ模様は、一頭一頭違うため識別するのに大変役に立ちます。また、アミメキリンの特徴として舌が長い点もあります。伸ばすと40cm〜50cm位いありますが、葉っぱを絡め取って口に入れ、こし取るようなような形で葉っぱを食べるのに役に立つそうです。アミメキリンは牛のように「反芻」を行います。一度食べた食物を、安全な場所にいって、また口に戻して咀嚼し、消化を助けます。それで、いつも口をモゴモゴと動かしているのです。

       





2008年 7月24日(木) 放送分

絶滅から守れ!ズーストック計画

ズーストック計画とは、動物園や水族館が連帯して絶滅が危惧されている動物の種の保存を図る計画です。ユキヒョウは、その美しい毛皮が災いして乱獲が進み、数を減らしています。そんな中、多摩動物公園ではユキヒョウの赤ちゃんが3頭誕生しました。また、多摩動物公園では色々な動物達へのえさやりを見ることができます。

※なお、エサやりの時間は変更の場合があります。詳しくは多摩動物公園に問い合わせください。

その美しい毛皮が災いし、乱獲が進み、世界中でわずかしか生息していないユキヒョウ。そんなユキヒョウが、多摩動物園で生まれたのは4月。子どもたちは全部で3頭、すべてオスでした。そっして4ヶ月たった今、元気よく遊び回っています。この子たちのお父さんは、カザフスタンからやってきた国内唯一の野生由来のユキヒョウ。そこで、この血統を守るため、優先的に繁殖計画が進められています。今までに3頭のメスとの間に11頭の子どもをもうけたお父さんユキヒョウ。その貴重な野生の血統は、国内外の動物園で暮らしています。

 


                                                                                                                                                                                               

2008年 7月25日(金) 放送分



イキイキを見に行こう!

多摩動物公園の人気スポット、オランウータンのスカイウォーク。オランウータンとはマレー語で「森の人」という意味。高さ15mに張られたロープを器用に渡っていきます。スカイウォークの先には、オランウータンの食べ物がおいてあり、彼らはそこで過ごします。

多摩動物公園で最近特に人気があるのがオランウータンのスカイウォークです。本来、森の中の高い木の上で生活しているオランウータンの空中散歩が身近で観察できます。渡り方にも、それぞれ個性があるようで、もっとも高齢なおばあちゃんオランウータンは、4本の手足を使って、慎重の上にも慎重にゆっくりと進んでいきます。スカイウォークの先は、緑が生い茂る森。ここでオランウータン達は、美味しい若葉や、木の実を獲って、一日を過ごします。









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