今週のテーマ

秋の島巡り 〜新島編〜

2007年 11月19日(月) 放送分


白い砂、青い海!

伊豆諸島のほぼ真ん中にある新島は、人口約 2,500人、周囲 28kmという小さな島。白い砂浜と青い海がきれいな新島では、太平洋の荒波強く、サーファーに人気があります。新島に魅せられて移り住んだ、ベテランサーファーの森さんにお話しをうかがいます。

自然豊かな島を包む、美しい海の白い砂浜。新島という名前の由来は、この白い砂浜を指し、かつて「あたらじま」と呼ばれたことがきっかけなんだとか。新島は様々なサーフィンの大会が開かれるなど、日本でも有数のサーフスポット。姫は一軒のサーフショップを訪ねました。オーナーの大沼さんは、新島生まれの新島育ち。今年でサーフィン歴40年のベテランです。そんな、大沼さんオススメのスポットは、新東京百景にも選ばれた絶景を誇る羽伏海岸。大迫力の波が打ち寄せる、サーファー達の憧れの場所でもあります。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             




2007年 11月20日(火) 放送分


コーガ石物語

島のいたるところにあるモヤイ像。新島とイタリアのリパリ島でしか採れない「コーガ石」が使われています。このコーガ石、昔は建材や墓石に使用されていましたが、今ではガラスの原料としても使用されています。

新島の言葉で「力を合わせる」という意味を持つ「モヤイ」。およそ40年前に島の村おこしのために作られました。そのモヤイ像に使われるコーガ石。江戸時代、罪人が流される流刑地だった頃から、島の生活に密着してきた貴重な石です。そんなコーガ石が進化を遂げたのは20年前。石英質を多く含むコーガ石は、新島ガラスという新たな形に生まれ変わりました。コーガ石でしか出ない、優しいオリーブ色をした新島ガラス。その活用はアートの世界へも広がり、年に一度、ガラス作家が集まり、新たな可能性を模索しています。








2007年 11月21日(水) 放送分



味わい深し、島味

本日は、新島の食を巡ります。一品目は「アメリカイモ」を使って作られている芋焼酎「嶋自慢」。そして、うまい酒とくればおつまみ!新島がふるさととされている伊豆諸島の特産物「くさや」。新島の味を堪能します!

砂質の土壌のため、米が収穫できない新島で、古くから栽培されてきた「アメリカイモ」。保存もきくことから、一年中料理に愛用されてきたそうです。姫は、ふかした芋とあずきとまぜた素朴な料理をいただきました。そして、江戸時代に九州から伝わった芋焼酎。芋を多く栽培していた新島では、アメリカイモを使った焼酎が作られ、新島ならではの嗜好品となりました。くさやの誕生も江戸時代。塩が貴重だった当時、何度も塩水に魚を漬け込んでいるうちに、汁が発酵。汁は今も代々使い続けられ、なんと300年物。独特の香りと旨みを兼ね備えた極上珍味です。美味しく食べるコツは焼き方。皮7割、身の方3割、弱火で焼くと、余計な油が落ち、旨みたっぷりのクサヤになります。







2007年 11月22日(木) 放送分

輝く島、新島

今日ご紹介するのは、新島を盛り上げようと日々奮闘しているフラダンスチーム。結成時は18人だったメンバーも今では53人に増えるほどの人気で、10代から60代までの幅広い人たちが集まっています。彼女たちがフラダンスに込める思いとは・・・?

楽しげな越えに導かれた姫。行ってみると、女性達が花を摘んでいました。彼女たちはフラ(ダンス)に使える髪飾りを探していたのです。彼女たちはフラダンスサークル「アロヒ・アイラナ・ヌーキマ」のメンバー。サークル名の「アロヒ・アイラナ・ヌーキマ」とは、ハワイ語で「輝く島・新島」だとか。週に一回、村の施設を利用して練習を行い。今では、島外のイベントでも活躍しはじめているそうです。楽しく、長く、おばあちゃんになるまで続けられたらといいなと語る、代表の小久保さんでした。






                                                                                                                                                                                               

2007年 11月23日(金) 放送分



ここにしかない魅力

新島村は新島と式根島、三つの無人島が集まって一つの村となっています。式根島は人口約600人の島。地中海温泉が見所です。一方、新島では島の白い砂を使った砂むし風呂が人気です。また、この島でしか味わえない島寿司をいただきます。

元禄16年の大津波で、新島と分離した式根島。人口約600人の小さな島です。そんな式根島で、ぜひたちよりたいのが、秘湯・地鉈温泉。海水と天然温泉が混じり合う、珍しい海中温泉で、雄大な太平洋を臨み、大自然を満喫しながら、癒しの一時を味あうことが出来ます。温泉と言えば、新島には砂蒸し風呂があります。海岸の砂を30度にあたためた蒸し風呂は、ポカポカと体があたたまり、腰痛などに効果があるようです。旅の最後は知る人ぞ知る名店「まると寿司」へ。こちらでは、新島でもここでしか味わえないという、島の魚だけにこだわった島寿司がいただけます。











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