今週のテーマ

東京の緑

2007年 6月4日(月) 放送分


見所満載!高尾国定公園

「東京の緑」を特集する今週の東京サイト。まず、姫が訪れたのは「明治の森高尾国定公園」。標高599mメートルの高尾山を始めとした、広大な自然公園です。高尾山は年間約250万人が訪れる、人気スポットです。

 

高尾山はおよそ今から1200年間前に行基菩薩が開いた山。現在は真言宗智山派の大本山で、山全体が境内です。そのため、開発されず、天然の森が守られきました。高尾山には専門の解説員がいて、ガイドを聞くこともできます。ガイドさんと一緒に散策中、ムササビの食べ残した葉っぱを発見。解説して貰うとより自然への親しみが湧いてきます。高尾算には8つのハイキングコースがあり、それぞれ、四季折々の美しい自然を楽しむことができます。






2007年 6月5日(火) 放送分


マナーを守って!高尾山

明治の森高尾国定公園は、人気がある一方、植物の盗掘やごみのポイ捨てなど、マナーを守らない登山者がいるのも現状です。東京の自然を守る東京都レンジャーの方と一緒に、正しい山歩きのルールを見直します。

年間におよそ250万人もの人々が訪れる高尾山。古くからの自然林が残るこの山ですが、その人気ゆえに困った問題もおきています。登山道を外れる人がいるため、草が踏みつけられて山が荒れてしまったり、希少な動植物の密猟等の問題もおきています。また、鳥の餌付けも問題です。自然界で生きる野生動植物は、生態系の重要な構成員。餌付けは、その生態系を壊していまい鱒。東京都では、レンジャーをおいて高尾山を守るために監視を行っています。








2007年 6月6日(水) 放送分


秋川丘陵で里山自然体験!
秋川丘陵自然公園は水田や雑木林など里山の風情がのこる地域。園内にある小峰ビジターセンターでは、自然体験教室などが行われ、楽しみながら自然の大切さ、緑の重要性を学び、里山と自然が守られています。

山では木を切り、谷間では耕作を行う。そんな里山は、生活み密着した、集落や人里に接する山です。人の手の入った雑木林は、明るい日差しが下まで差し込むために、四季折々の様々な野草が咲きそろいます。また、谷間には尾根から流れ込んだ水で湿地が広がり、そこは水生生物の天国です。この小峰ビジターセンターでは、年間を通して里山の自然を楽しむための、様々なプログラムが用意されています。この日は、近所の子どもたちが集まって田植えの準備。田んぼに棲む生き物を捕まえて、別の場所に移したら、機械を使わない、昔ながらの方法で、田んぼを作ります。





2007年 6月7日(木) 放送分

清流と巨樹の宝庫!奥多摩

秩父多摩甲斐国立公園は、一都三県にまたがる広大な自然公園です。傾斜の厳しい山々が織りなす絶景が特徴で、滝や鍾乳洞を見ることができます。また、巨大な樹木も多く、自然の偉大さを感じることもできる場所でもあります。

秩父多摩甲斐国立公園の魅力の一つが900本もあるという巨樹。姫は巨樹を見守り続けている樋口さんと、巨樹ツアーへ。道なき道を突き進み、やっと到着したのがこちらの推定樹齢400年のカツラの木。大きく枝を伸ばし、木陰をつくってくれます。この木の特徴は、岩の上に木が生えていること。岩の上に落ちた種が、長い年月を経て巨樹に・・・。自然の偉大さを感じた姫でした。また、巨樹は根をしっかりと張り、傾斜が急な奥多摩の山を、土砂崩れなどの被害からも守っているのです。






                                                                                                                                                                                               

2007年 6月8日(金) 放送分



 緑の保全ボランティア

東京都では自然の保護・保全を目的として都内45箇所を保全地域として指定しています。この豊かな緑を守るためには、人の手によって管理をすることも大切です。そこで、自然を守るために行われているボランティア活動をご紹介します。


総面積の3分の1を緑が占める東京。多くの緑が残る理由は、公園の他に「保全地域」があるからです。ここは入里山保全地域。この日、自然を守る運動の「東京グリーンシップアクション」に参加している企業からボランティアの方々が草刈りや外来種駆除の作業をされていました。こうした活動のおかげで、自然が回復しつつあるこの地域。今では、地域の方々の良い散歩コースとなっています。東京グリーンシップアクションは、現在9箇所の保全地域で23社が活動中です。しかし、まだまだサポートを必要としています。











バックナンバー一覧(2010年4月以前)へ戻る

トップページへ

Copyright(C) tv asahi All Rights Reserved