第1114回 『香川のイイダコ』
3月7日放送予定
「“飯”がご馳走!香川のイイダコ」


「“飯”がご馳走!香川のイイダコ」
春風吹き渡る瀬戸内海で今、旬を迎えている小さな海の幸、イイダコ。
香川県では古から旬の味覚として愛されてきました。
最大の特長は産卵前の今しか味わえないお腹にたっぷり詰まった卵。
この卵がご飯粒に似ていることから飯(いい)を持つタコ、「イイダコ」と名付けられました。
香川県の店では、その魅力を最大限に引き出した一皿を仕立てます。
「瀬戸内海の恵み・イイダコ漁に密着」


「瀬戸内海の恵み・イイダコ漁に密着」
漁師歴40年のベテラン・額田善光さんが行うのは底引網漁。
イイダコが生息するのは水深20mほどの浅い海底で、日中は貝殻や石の間に隠れているそう…。
餌を求め、砂地に出てくる夜に網を引き上げます。
しかしこのイイダコ、年々漁獲量が減少し、今、大きな危機に直面しているというのです。
慣れ親しんだ海の恵みを未来へと残したい。
故郷の味を守ろうと額田さんたちの挑戦が始まりました。
「香川のイイダコを未来へ…」


「香川のイイダコを未来へ…」
ここ20年で漁獲量が約100分の1まで減少した、イイダコ。
その味を未来へ残すため、額田さんは漁師仲間と共に様々な取り組みを始めました。
香川県で初めて禁漁期を設けたり、さらに水産資源の調査・研究を行う機関と連携した、新たな挑戦も始めました。
そのおかげで今では漁獲量も少しずつ回復し、試行錯誤の末に小さな希望が見えてきたのです。
「瀬戸内フレンチ“イイダコ新作”」


「瀬戸内フレンチ“イイダコ新作”」
額田さんたちの想いに共感したのは、フレンチ界の巨匠…日本エスコフィエ協会の理事も務める、池内渉グランシェフです。
イイダコのオスとメス、それぞれの個性を活かし、新たな魅力を引き出す一皿に挑みます。
人と人を巡りあわせた“慣れ親しんだ海の恵みを守りたい”という強い想い…。
それは故郷の味を次世代へつなぐ、瀬戸内漁師たちの挑戦物語でした。
取材先
制作担当
【ディレクター】山下 進之介(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





