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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第1080回『こんぴらさんのニンニク』

6月21日放送予定

「美味!知られざる讃岐のニンニクグルメ」

「美味!知られざる讃岐のニンニクグルメ」

香川県の名物といえばうどんやオリーブオイルが有名ですが、実はニンニクの生産量が全国3位。
実が大きく、香りも味も濃いと東京の市場でも評判の知られざる名産品です。
県内には、魅惑のニンニクグルメが。
ソウルフードのうどんにニンニク、たこ焼きのタコの代わりにもニンニク、そして今注目の香川を代表するB級グルメにもニンニクが。
さらに懐石料理店でもニンニクが活躍。
合わせるのは、瀬戸内海のハモ。
ニンニクの香りと辛味が引き立つ料理が次々登場します!

「豊かな香りと強い辛味!こんぴらさんの麓で作る極上ニンニク」

「豊かな香りと強い辛味!こんぴらさんの麓で作る極上ニンニク」

香川県琴平町、「こんぴら参り」で有名な金刀比羅宮の麓でニンニクを育てる名人、森井幹夫さんと妻の智美さん。
森井さんの作るニンニクは、香りや辛味が強く、大きくて真っ白。
香川県の農家の中で、何度も表彰され、様々な加工品も作られるなど今や町の名産品。
そんな森井さんが育てるニンニクの中で市場にはほとんど出回らないのが、乾燥させずに出荷する生のニンニク。
収穫が始まった少しの時期にしか出荷できず、みずみずしくて優しい香りと辛味が特徴。
そして何より甘みがとっても強いのだとか。賞味期間はわずか一週間ほどの“幻のニンニク”です。

「50歳でニンニク農家に転身…元JA職員の挑戦!」

「50歳でニンニク農家に転身…元JA職員の挑戦!」

森井さんがニンニク農家になったのはわずか11年前の50歳の時でした。
それまではJAのニンニク担当の営農指導員。
本場中国で栽培方法を学び、県内の農家を飛び回り指導する日々。
生産量を増やすため、ニンニク専用の大型乾燥機導入にも尽力し、やがて香川県は全国有数のニンニク生産地になりました。
そんな頃、家族に思いがけない出来事が起き、森井さんは、50歳で家業の農家を継ぐこと決意。
「日本一のニンニク農家になろう」と意気込みましたが、自然相手の農業に、失敗の連続。
それでも「自分が学んできたことは間違いではない」と信じ、ひたむきに努力を続けた森井さんの挑戦を辿ります。

「中国料理の巨匠が挑む生ニンニクの新作料理」

「中国料理の巨匠が挑む生ニンニクの新作料理」

時代を築いた中国料理の名店「麻布長江」の創始者、長坂松夫さん。
15年前、香川県に新たなレストランを開きました。
今回、森井さんの生ニンニクをぜひ見てみたいと畑を訪問。
さらに妻、智美さんの生ニンニクを使った家庭料理も食べ、新作料理を作ります。
注目したのは、農家も食べないというニンニクの葉。
香りも辛味も、全てが優しい味わいの生ニンニク料理。
お楽しみに!

取材先
制作担当

【ディレクター】畠中 慶太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)