第1079回『赤城の上州麦豚』
6月14日放送予定
「“豚肉王国”群馬県 行列の人気グルメ」


「“豚肉王国”群馬県 行列の人気グルメ」
国内屈指の豚肉生産量を誇る群馬県。中でも前橋市は、飲食店が自慢のメニューを競う豚肉料理のコンテスト「T-1グランプリ」「推しカツNo.1」を開催するなど豚肉愛豊かな街です。
2020年のT-1グランプリでチャンピオンに輝いたのは老舗パーラー・モモヤの「トントンナポリタン」。
ソテーした豚肉にチーズをのせ、デミグラスソースのスパゲッティを合わせるボリューム満点の一皿です。
群馬県と豚肉料理の歴史をたどると、明治時代にさかのぼります。
この地で盛んだったある産業と深い関係が…。
豚肉王国・郡馬で、その味に情熱を注ぐ人々を訪ねます。
「とんかつの名人の情熱、上州麦豚の誕生秘話」


「とんかつの名人の情熱、上州麦豚の誕生秘話」
館林市に全国から豚肉好きが訪れるとんかつの名店があります。
店を切り盛りするのはとんかつ一筋50年・岡田操さん。
脂の甘さと旨みを最大限に引き出す“揚げの技”が光ります。
店で使い続けている豚肉は、群馬県産銘柄豚「上州麦豚」。
岡田さんは、この上州麦豚の開発にも関わってきました。
およそ30年前“豚肉王国を代表するおいしい豚肉を生み出そう”と立ち上がった県を挙げてのプロジェクトに、料理人の代表として招かれたのです。
とんかつの名人が語る“上州麦豚・誕生秘話”とは?
「上州麦豚 美味の秘密は?」


「上州麦豚 美味の秘密は?」
上野実さんは、赤城山麓で上州麦豚を育てる養豚農家。
大事にしているのは豚一頭一頭の健康と向き合うことだそうです。
暑い夏には豚舎に冷水を噴霧して快適な環境に保ち、さらに豚の体調を見てエサをやるタイミングや水の量も細やかに調整。
じっくりと時間をかけて育てた豚は脂にクセがなく、甘み豊かで、しっとりとした肉質になるのだといいます。
「夏にぴったり 上州麦豚の新作鉄板料理」


「夏にぴったり 上州麦豚の新作鉄板料理」
太田市で人気の肉料理専門店を営む国分康仁シェフは、上州麦豚を愛する“鉄板料理の達人”。
店の名物は、コクのある玉ねぎのソースがたっぷりかかったポークソテーです。
旨み豊かな赤身と甘い脂を同時に楽しめます。
国分シェフは「上州麦豚」の可能性を広げたいと“肩ロース”で新作料理に挑戦。
肩ロースは旨みのある部分ですが、筋が複雑に入り、厚切りにして鉄板で焼くと固くなりがちなのだといいます。
これまで店では使ってこなかった肩ロースを使って、目指すのは「やわらかく、しかも厚切り肉の食べ応えを堪能できる料理」。
地元産の野菜と、さらに1年かけて仕込んだ“ある食材”も使って、上州麦豚の旨みをより引き立てる一皿を仕立てていきます。
一体、どんな味になるのでしょう?
取材先
制作担当
【ディレクター】福島 広子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】成田 智彦(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





