第1067回『瀬戸内の春わかめ』
3月8日放送予定
「もっちり肉厚で柔らか!知る人ぞ知る美味 瀬戸内の春わかめ」


「もっちり肉厚で柔らか!知る人ぞ知る美味 瀬戸内の春わかめ」
わかめといえば三陸や鳴門が名の知れた産地ですが、広島にもおいしいわかめがあることをご存知でしょうか?
肉厚なのに柔らか、香り高い春わかめです。
早春の広島市・井口港で行われるわかめの刈り取り体験は、家族連れで大賑わい。
採れたてをしゃぶしゃぶで味わいます。熱湯にくぐらせると、一瞬であざやかな緑色に!磯の香りが立ち上ります。
さらに市内の日本料理店では、瀬戸内の春わかめの魅力を引き出す匠の技が。
旬の山菜と煮込み、食感を楽しむ一品に仕立てます。
人気のイタリアンレストランではフグの旨みとあわせて、香り高いフリットに…さまざまな料理で春の訪れを楽しんでいました。
「“獲る漁業”から “育てる漁業”へ…幼なじみの漁師の挑戦」


「“獲る漁業”から “育てる漁業”へ…幼なじみの漁師の挑戦」
島々が連なる呉市では、沖田和博さんが幼なじみの山本秀明さんと2人でわかめを育てています。
その名も「安芸灘わかめ」。流れが速い安芸灘の潮にもまれ、丹念な間引きなど手間暇かけて育てることで、“肉厚なのに柔らか”なわかめになるのです。
沖田さんは15年前、魚を獲る漁師からわかめの養殖業に転身しましたが、“始めは舐めていた”と語ります。
試行錯誤を繰り返し、納得の味に辿り着くまで要したのは8年。
「獲る漁業」から「育てる漁業」への転換に挑んだ、漁師の物語を描きます。
「漁師直伝の春わかめアイデアレシピ&シェフが教える“香り”のイタリアン」


「漁師直伝の春わかめアイデアレシピ&シェフが教える“香り”のイタリアン」
沖田さんの妻・佳志子さんは春わかめの味わい方を研究。
和えるだけの簡単レシピから、わかめの根元・めかぶを使った栄養満点レシピまで!見逃せません。
さらにイタリアンの名店「イル ネッビオ」で、春わかめの磯の香りを引き出す家庭料理を教わります。
春わかめに火を加えるタイミングや、香りを閉じ込める調理法にご注目。
「和の匠と挑む “安芸灘わかめ”の新境地」


「和の匠と挑む “安芸灘わかめ”の新境地」
沖田さんと山本さんが向かったのは、幼馴染の料理人・髙橋健二さんが営む和食店。
地魚料理が評判です。
「安芸灘わかめ」のおいしさをもっと多くの人に知ってもらいたいと、地元のイベントでふるまう新作料理を髙橋さんに依頼しました。
春わかめの香り、そしてめかぶの粘りに注目した新作和食、どんな仕上がりに?
呉の人々に「安芸灘わかめ」の魅力は伝わるでしょうか?
取材先
制作担当
【ディレクター】木村 麻衣子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】成田 智彦(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





