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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第1064回『大阪の春菊』

2月15日放送

「大阪の春菊が美味い! 驚きのグルメが続々登場」

「大阪の春菊が美味い! 驚きのグルメが続々登場」

寒さ厳しい今の季節、恋しくなる鍋に欠かせない野菜が今日の主役、春菊です。
生産量日本一の大阪では、菊菜の名で親しまれ、様々なグルメが楽しめるます。
ジンギスカン専門店では、焼いた肉の上に豪快に春菊を乗せたメニューが人気。
羊の脂とクセのある春菊は相性が良く、相乗効果でおいしくなるのだとか。
さらに和食店では、定番のすき焼きに入れるのはもちろん、鍋焼きうどんにも春菊!
さらに、調理をしてもおいしい春菊は、今が旬の松葉蟹やシロアマダイと併せた絶品グルメも登場します。

「甘さと香りが大評判! 生でもおいしい春菊とは?」

「甘さと香りが大評判! 生でもおいしい春菊とは?」

そんな中、今、ある生産者が育てた春菊の美味しさが評判となっている店が。
野菜たっぷりの味噌汁にも、酵素玄米に様々な野菜やおかずを合わせたひと皿にも、入っているのは生の春菊!
実はこの春菊、甘みと旨みが強く、爽やかな香りが特徴です。
そんな生でもおいしい春菊を使った驚きのメニューが、春菊のスムージー!
さらに、この春菊を使ったサンドイッチを作る専門店も。
今や、髙島屋などの有名百貨店で販売され、多くの人の心を掴んでいます。

「幾度の挫折を乗り越え…名人が育てた甘い春菊 誕生の物語」

「幾度の挫折を乗り越え…名人が育てた甘い春菊 誕生の物語」

生でもおいしい、甘みの強い春菊を育てるのが、江戸時代より続く農家の8代目、西阪和正さんです。
父・吉広さんが病に倒れ、家業を継いだのは20歳の時。
父の代わりに必死に農業を続けてきた西阪さんでしたが、さらなる試練が襲います。
2018年、関西国際空港も冠水した台風の猛威によりハウスは全壊し、出荷できない状態に。
しかし、スーパーには何事もなかったのように、他の産地から届いた春菊が並んでいました。
「自分の育てる春菊は必要とされていない…」。
ショックを受けた西阪さんは、今後の人生を賭け農業を続けるべきなのか悩み、全国の農家をまわる自分探しの旅へ。
そこで気づかされたあることとは?
生でもおいしい甘い春菊を育て上げた西阪さんの挑戦物語を辿ります

「名人の春菊に惚れ込む和の匠 可能性を拓く新作料理」

「名人の春菊に惚れ込む和の匠 可能性を拓く新作料理」

「ミシュランガイド京都・大阪」に12回も掲載される、和の匠、大屋友和さん。
日本画のようなこだわりの盛り付けで、独創的な和食を仕立ててきました。
以前から、西阪さんと親交があり、惚れ込んでいる春菊。
今回、改めて畑を訪ね注目したのは、春菊の根。
華やかな香りと食感を最大限に引き出すひと皿や、甘みと旨みあふれる逸品も!
美しい春菊の翠が料理を彩ます。お楽しみに!

取材先
制作担当

【ディレクター】畠中 慶太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)