第1055回 『伊勢原の自然薯』
12月7日放送予定
「“山菜の王様” 箱根の老舗で自然薯尽くし」


「“山菜の王様” 箱根の老舗で自然薯尽くし」
師走に入り日ごと空気も澄む神奈川県・箱根。
湯本にある老舗料理店は、昭和初期の温泉宿の風情を残す店構えと山の幸で人気です。
看板メニューは“山菜の王様”と名高い「自然薯」料理。
大和芋、長芋などと共に「やまいも」と呼ばれますが、粘りと香りは別格。
日本の固有種で、精のつく食べ物として古来珍重されてきました。
自然薯尽くしの品々で、もちもちの食感とコクのある旨みを堪能します。
「脱サラして自然薯農家に! 粘りと香りのヒミツ」


「脱サラして自然薯農家に! 粘りと香りのヒミツ」
箱根の名店で使われている自然薯の生産者は、神奈川県・伊勢原市の中村保仁さん。
畑で育てた自然薯約15000本を、秋から冬にかけ一人で手掘りするのだといいます。
元々山で自生する自然薯をおいしく栽培するため、中村さんは独自の研究を重ねてきました。
畑で収穫した枝豆を手にキッチンへ。さらにキビ砂糖や豆乳も用意して…
試行錯誤の果てに中村さんが見つけた、自然薯の香りをよくする秘策とは!?
「人気店から学ぶ!マネしたくなる自然薯調理のコツ」


「人気店から学ぶ!マネしたくなる自然薯調理のコツ」
様々な調理方法で楽しめる自然薯。
川崎にある山芋専門店では、石焼きご飯に自然薯のとろろを混ぜた「石焼自然薯とろろご飯」が大人気。
自然薯のとろとろ食感を存分に楽しむために、ある食材を合わせるのだといいます。
さらに、恵比寿の自然薯料理専門店では「自然薯のバター醤油鉄板」が密かな人気。おいしさを閉じ込める秘訣は、大ぶりにカットした自然薯の「揚げ方」にありました。
家庭料理でも真似したいコツを伺います。
「自然薯で伊勢原に恩返し…新作ご当地グルメを開発!」


「自然薯で伊勢原に恩返し…新作ご当地グルメを開発!」
自然薯農家の中村さんは8年前、51歳で会社員を辞め就農を決断しました。
素人同然だった当時、温かく迎えてくれた伊勢原市に恩返しするため、新たな「自然薯ご当地グルメ」の開発に乗り出します。
力を貸してくれたのは、創業104年の地元和食店店主・水嶋徳男さん。
水嶋さんは、中村さんの自然薯が持つ「粘り」と「土の香り」に着目しました。
果たして、どんな新作グルメが生まれるのでしょうか!?
取材先
制作担当
【ディレクター】安永 亮介(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】成田 智彦(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





