食彩の王国 食彩の王国

毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第1041回 『とうがらし』

8月31日放送予定

「残暑にピリッと!世界のとうがらしグルメで元気をチャージ」

「残暑にピリッと!世界のとうがらしグルメで元気をチャージ」

残暑厳しい折、ピリッと辛い料理で元気をもらいませんか?食欲を増進させる成分が含まれ、食事を一層おいしくしてくれる“とうがらし”。
世界一辛いと言われるブータン料理では、とうがらしが野菜の主役です。ブータンのソウルフード“エマダツィ”は「ブータン唐辛子」の刺激とチーズのまろやかさが絶妙。一方、とうがらし栽培発祥の地と言われるメキシコでは、独立記念日などハレの日のご馳走にもとうがらしが欠かせません。メキシコ大使館でも腕を振るう専門店のシェフが、大きくて辛みがマイルドな現地のとうがらしを使った祝いの料理を紹介します。
さらに、とうがらしは調味料としても大活躍。四川料理に欠かせない「豆板醤」はその代表です。地元の食通でにぎわう西荻窪の名店では、中国原産の唐辛子を使ってシェフが自ら2種類の自家製豆板醤を仕込んでいます。それぞれの豆板醤で仕立てる料理の味は…。食文化を彩る、個性豊かな“とうがらし”の世界へ。

「世界のとうがらし40種類を育てる!とうがらしで彩る夏の食卓」

「世界のとうがらし40種類を育てる!とうがらしで彩る夏の食卓」

さいたま市に、世界15カ国・およそ40種類のとうがらしを育てる専門農園があります。農園の主は、東京農業大学の大学院を卒業後イベント運営などの仕事を経験し、3年前に就農したサカール祥子さんです。とうがらし栽培を専門にしたきっかけは「あるとうがらしに“一目惚れ”したから」。祥子さんの運命を変えたブラジル原産のとうがらしとは…。
一方、いざ栽培を始めるととうがらしに病気が蔓延するなど問題に直面します。「世界のとうがらしを育てるには、世界で学ばなければ」祥子さんは一念発起しある国へ。とうがらしに魅せられた祥子さんの奮闘物語を描きます。さらに、珍しいとうがらしを使った夏にぴったりのランチメニューも教えていただきます。

「日本料理×世界のとうがらし:和食の新しい冒険」

「日本料理×世界のとうがらし:和食の新しい冒険」

農園のうわさを聞きつけ訪ねてきたのは、横浜で日本料理店を営む柴田義仁シェフです。関西や都内の名店で修業を重ね、様々な国の食材や技法を用いて、和食の新たな可能性に挑む気鋭の料理人。祥子さんの農園で出会った世界のとうがらしに興味津々、辛いだけではないその奥深い味わいに驚きます。農園で得たヒントをもとに、各国のとうがらしを使った日本料理に挑戦する柴田シェフ。一体どんな料理が生まれるのか、ぜひお楽しみに!

取材先
制作担当

【ディレクター】張 翔龍(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】成田 智彦(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)