第994回『北海道 美瑛のチーズ』
9月16日放送予定
「美しい自然広がる北海道美瑛町 魅惑のチーズグルメ」



「美しい自然広がる北海道美瑛町 魅惑のチーズグルメ」
北海道のほぼ中央に位置する美瑛町。
色とりどりの農作物が織りなす美しいパッチワークの丘など、美しい自然が何よりの魅力です。
そんな町では今、地元食材をふんだんに使った魅惑のチーズグルメが大人気。
美瑛産の野菜をまろやかなチーズが包み込むチーズフォンデュや美瑛産の小麦粉や牛乳をたっぷり使ったグラタンは、絶品です。
さらには意外な組み合わせ、中華料理とチーズの絶品グルメも!
美しい自然とともに、濃厚チーズを味わってみてはいかがですか?
「芳醇な旨みで日本一 若き職人が作る美瑛のこだわりチーズ」


「芳醇な旨みで日本一 若き職人が作る美瑛のこだわりチーズ」
そんな美瑛にある「美瑛放牧酪農場」で、今、注目を集めるチーズが作られています。
12カ月以上熟成させて作られるハードチーズ、「フロマージュ・ド・美瑛」。キャラメルのようなまろやかさと、ナッツのような芳醇な香りが特徴で、去年、ジャパンチーズアワードでグランプリを受賞しました。
チーズを作るのは、小熊章子さん。こだわりは、”美瑛の風土”をいかしたチーズ作り。
その様子をじっくり取材させていただくと、原料となる牛乳から熟成庫まで…、細部にいたるまでの美瑛へのこだわり、そして美味しさの秘密が見えてきました。
「“美瑛の風土”を最大限にいかす… 若きチーズ職人の奮闘物語」



「“美瑛の風土”を最大限にいかす… 若きチーズ職人の奮闘物語」
幼い頃から牛乳が大好きだったという小熊さん。
興味はやがて牛へとつながり、北海道の畜産大学に進学後、「美瑛放牧酪農場」に就職。
牛の飼育などを担当していました。
そんなある日、都内の飲食店でフランス産のチーズを食べ、そのおいしさに衝撃を受け、チーズ作りの夢が生まれました。
2016年、フランス国立のチーズ作り専門学校に留学。
フランスでは、その土地の牛乳を使い、チーズを熟成させる棚も地元の木を使うなど、風土を最大限にいかしたチーズ作りが行われていました。
約2年半後、帰国した小熊さん。
フランス流にならい、チーズの熟成庫には美瑛の木と石を使い、チーズ釜もフランス製を取り寄せました。
しかし、いざチーズ作りを始めると失敗が重なり、時にチーズを作ることが怖くなったこともあったといいます。
そんな時、ふと思い出したのは、フランスで見た職人たちの乳酸機の使い方。
美瑛の風土をチーズに染み込ませるため、小熊さんの探究が始まりました。
「香る美瑛のチーズ×北海道フレンチの匠」


「香る美瑛のチーズ×北海道フレンチの匠」
新千歳空港内に店を構える「タテルヨシノ ポルトムインターナショナル北海道」の金丸直樹シェフ。
北海道食材の魅力を伝えたいと、独創的なフレンチに仕立ててきました。
中でも、小熊さんの作るチーズは大のお気に入りで、チーズ工房にも通うほど。
今回、その芳醇な香りを引き出す新たな料理に挑戦します。
食材を最後までいかしきる、北海道フレンチの匠の技をお見せします!
取材先
制作担当
【ディレクター】 畠中 慶太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





