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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第966回『ホタテ』

2月11日放送予定

「旨みがギュッ!北海道のホタテグルメ 」

「旨みがギュッ!北海道のホタテグルメ 」

寒さ厳しいこの季節、旨みがギュッとつまり旬を迎える「ホタテ」。生で食べればその甘みを堪能でき、焼けば濃厚な旨みが凝縮されます。
北海道札幌市にある道外からも食通が訪れる「割烹 きすを」では、ホタテをしんじょと合わせて揚げた逸品でホタテの香りを感じることができます。人気のイタリアン「トラットリア テルツィーナ」では、柑橘ソースとのマリアージュを楽しむことができるポワレをいただけます。さらに、季節ごとの創作中華が評判の「美食宝~メイアーレ~」では、ホタテを豚の背脂に合わせ、旨みを最大限に引き出したゆば巻きが味わえます。実は、これらの店で使われているホタテはすべて同じものなのです。北海道のさまざまな料理人が注目する、そのホタテとは…?

「長万部町 “噴火湾”が生んだ宝「湾宝」」

「長万部町 “噴火湾”が生んだ宝「湾宝」」

注目のホタテが育てられているのは、北海道長万部町(おしゃまんべちょう)。目の前に広がる海は、山々からミネラルなどの養分が流れ込み、海流も穏やかでプランクトンが豊富。周りは活火山も多いことから、その海は“噴火湾”とも呼ばれています。恵まれた環境で育てられるホタテは、繊維がきめ細かくねっとりとした食感が特徴。甘みと風味が特に強く、”噴火湾”の宝「湾宝(わんぽう)」の名でブランド化されています。そんな町で約30年ホタテを育てているのが、漁師の松井勝利(かつとし)さんです。”噴火湾”でのホタテの育て方は、貝の耳と呼ばれる部分に穴をあけ、ロープに吊り下げて海にいれる耳づり式という方法。およそ2年間、天塩にかけて育てる際の、様々な工夫を教えていただきます。
さらに今回は、長万部漁協女性部のみなさんに、ホタテの煮汁で炊く炊き込みご飯や、卵と白子を使った地元ならではのひと皿を作っていただきました。今すぐ真似したくなる家庭料理は、必見です!

「原因不明の大量死…噴火湾のホタテを未来へ 「湾宝」誕生物語」

「原因不明の大量死…噴火湾のホタテを未来へ 「湾宝」誕生物語」

漁師一家の3代目として生まれた松井勝利さんは、幼い頃から海が大好きで、中学卒業後すぐに漁師の道に入りました。長万部町で、ホタテ養殖が始まったのは1968年。環境に恵まれていたこともあり、町の一大産業になっていました。しかし2005年、ホタテの成長を阻害する外来生物の影響により、順調だったホタテ養殖に暗雲が。さらに東日本大震災では、漁具が流されそのほとんどを失いました。立て直しを図っていた頃、さらなる問題が…。育てていたホタテの9割が、突然死んでしまったのです。研究機関が調べても、その原因は不明。「噴火湾のホタテは、もうダメなのか…」。そんな松井さんを再び立ち上がらせたある想いとは?来る日も来る日もホタテと向き合い、絶滅の危機を乗り越えた松井さんの奮闘、そして「湾宝」誕生に秘められた、漁師たちの物語に迫ります。

「“北海道フレンチ”×「湾宝」 魅惑の新作料理」

「“北海道フレンチ”×「湾宝」 魅惑の新作料理」

北海道札幌市で人気のフレンチレストラン「ラ・ブリック」。シェフは、本場フランスで長年腕を磨いた定政和隆さんです。地元産の旬の食材に拘った“北海道フレンチ”の匠である定政シェフも、「湾宝」に魅了された料理人の一人。今回は「湾宝」の食感や甘みを存分に引き出す新作フレンチに挑戦します。北海道の大地で育った珍しい食材も登場し、目にも美しいひと皿が誕生!さらに、ふわふわ食感の逸品も!!漁師たちの想いが詰まった「湾宝」は、一体どのように変身するのでしょうか?お楽しみに!

取材先
制作担当

【ディレクター】畠中 慶太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】須田 光樹(テレビ朝日)