第944回 『伊勢まだい』
8月27日放送予定
「伊勢の新たな名産品「伊勢まだい」」


「伊勢の新たな名産品「伊勢まだい」」
神話と海に彩られた食材の宝庫。三重県伊勢志摩には今注目を集めている養殖魚があります。「伊勢まだい」です。程よい脂の旨味とさっぱりとした味わいが特徴。2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットでディナーを任された志摩観光ホテル樋口総料理長も伊勢まだいの美味しさに惚れ込んだ一人。磯の香り漂う一品を作っていただきました。他にも、創業100年を超える老舗では鯛出汁で炊き上げたご飯といただく鯛茶漬けも。伊勢まだいを使った様ざまな料理を是非ご堪能ください。
「エサが美味しさの秘訣!「伊勢まだい」」


「エサが美味しさの秘訣!「伊勢まだい」」
三重県南伊勢町阿曽浦、この小さな漁村で伊勢まだいを生産している橋本純さん。稚魚を生け簀に放ち、およそ2年かけて育てています。この地域は波も穏やかで水深も深く、海水温も安定しているため養殖しやすい環境なのだとか。そんな伊勢まだいの美味しさの理由はエサ!三重県の特産物である柑橘類、お茶、海藻を加えることによりあっさりとした身に。また橋本さんの妻かおりさんに食欲そそるピリ辛スープとカリカリに炒めた鯛フレークと合わせた鯛そうめんなど作っていただきました。ひと味違う家庭料理、ご家庭でも試してみては?
「漁師たちの挑戦!伊勢まだい誕生物語」


「漁師たちの挑戦!伊勢まだい誕生物語」
3代続く漁師の家庭に生まれた橋本さん。しかし当初は漁師になるつもりはなく、大学で建築を学んだのち海外で生活を続けていました。帰国後、橋本さんが目にしたのは漁業の衰退で活気を失いかけた故郷でした。養殖業を継ぎ、すぐに始めたのは新たな売り先の開拓。ところが、当時天然ものより味が落ちると言われた養殖もの。橋本さんはエサを改良することで天然にも負けない真鯛作りを始めます。ところが食材を模索している中、東日本大震災が発生。廃業する漁師も出るなか、地元を元気にしたいと周りの漁師と共に新たに高品質な真鯛づくりに立ち上がります。「伊勢まだい」をブランド魚まで育てた漁師たちの挑戦を辿ります。
「伊勢まだい×伊勢志摩創作フレンチ」


「伊勢まだい×伊勢志摩創作フレンチ」
伊勢志摩の食材で創作フレンチを提供している「ミルポワ」。オーナーシェフの岡田新太朗さんは、一日熟成させたカルパッチョやカリッと焼いたポワレなど伊勢まだいの魅力を引き出す料理人です。今回は伊勢まだいが食べている食材を使った新作料理に挑みます。目にも鮮やかなテリーヌは伊勢まだいの爽やかな旨味を野菜と共に味わう一品。他にも西京漬けを使ったフレンチまで!伊勢まだいを使った新たな創作フレンチが誕生します。お楽しみに!
取材先
制作担当
【ディレクター】田中 良介(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





