第936回 『東京・檜原村のじゃがいも』
7月2日放送予定
「今が旬!檜原村の新じゃが」
「今が旬!檜原村の新じゃが」
東京都の西端に位置する「檜原村」。村では今、「新じゃが」が旬を迎えています。檜原村のじゃがいもは、甘みが強くコク深い味わいが特徴。地元の直売所には「新じゃが」がズラリと並んでいます。檜原村で唯一のイタリアンレストランの店主・松村哲朗さんは、新じゃがの季節を心待ちにしていました。こちらではシャキッとした新じゃがの食感を生かす料理や、トマトの酸味とマッチしたパスタを味わえます。一方、地元の採れたて野菜を使った料理が評判の古民家カフェでは、ズッキーニや新玉ねぎと焼き上げたじゃがいものキッシュを提供。今だけしか食べることのできない檜原村の新じゃが料理、ぜひご堪能ください。
「檜原村の名産品 名人こだわりの技」
「檜原村の名産品 名人こだわりの技」
檜原村の名産品であるじゃがいも。その生産者の中で、村で知らない人はいないという名人が鈴木留次郎さん。その美味しさの秘密は、標高の高い檜原村ならではの寒暖差のある気候。さらに、急峻な地形と畑に砂利が多く含まれた、水はけが良い土壌。さらに留次郎さん独自の工夫が「舞茸を栽培したおがくず」を使うこと。栄養豊富なおがくずを使うことで、土がふかふかになり、良質で美味しいじゃがいもが育つのです。では地元ではどんな食べ方をするのか…留次郎さんの妻・孝枝さんに「塩ゆで」を作っていただきます。昔からの村の定番は、自家製味噌をつけて頂くこと!さらに孝枝さんのアイデアでレーズンやチーズを加えた特製ポテトサラダも!シンプルながらもひと味違ったじゃがいも料理、ご家庭で試してみては?
「じゃがいもを村の名産品に!名人の奮闘物語」
「じゃがいもを村の名産品に!名人の奮闘物語」
檜原村でじゃがいも作りが始まったのは江戸時代。稲作に向かない急峻な地形で栽培できる数少ない作物であったため、村人にとって貴重な栄養源で、おやつは塩ゆでが定番です。檜原村で生まれ育った鈴木留次郎さんも村役場で勤めながら、家で食べる分のじゃがいもの栽培を続けていました。しかし、山間部特有の疫病が発生し、じゃがいもが甚大な被害を受けたのです。さらに村では高齢化が進み、栽培の担い手も減少。「檜原のじゃがいもを何とかしたい」と、留次郎さんは第二の人生をじゃがいもに捧げることを決断。村人に呼びかけ、栽培組合の結成や栽培法の講習会を行っていきます。さらに、村の名産品としてアピールしていくために始めた、新たな取り組みとは?檜原村のじゃがいもを名産品に育てあげた、名人と村の奮闘に迫ります。
「和食の匠が挑む!合わせる食材は…ルバーブ!?」
「和食の匠が挑む!合わせる食材は…ルバーブ!?」
東京・目黒区にある名店「割烹すずき」。店主の鈴木好次さんは和食の枠にとらわれない独創性あふれる料理人で、卓越した技で独自の料理を生み出してきました。かねてから檜原村のじゃがいもに注目していた鈴木さんが、留次郎さんの畑を訪れます。美味しさに感激した鈴木さん。じゃがいもを使った新たな料理に挑みます。合わせる食材を求め、留次郎さんの畑で見つけたのは…ヨーロッパで愛される“ある野菜”。程よい酸味が特徴のこの野菜、果たしてどのようにして和食に生かすのでしょうか。じゃがいもの甘みを引き出す、鈴木さんの技は必見です!
取材先
制作担当
【ディレクター】古屋 徹(テレビ朝日映像)
【ディレクター】伊藤 祥太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)