第925回 『春キャベツ』
4月16日放送予定
「春の万能食材!春キャベツ」



「春の万能食材!春キャベツ」
うららかな季節に旬を迎える食材が、春キャベツです。甘みが強く、芯まで柔らかいため、サラダや和え物など、生で食べても美味しい!
東京・芝公園にロールキャベツの新しい食べ方で、注目を集めている店があります。それは一度煮込んだロールキャベツを、オーブンで蒸し焼きにするという調理法。箸で切れるほど柔らかく、濃厚なデミグラスソースと相性抜群です。
神奈川県・鎌倉でも春キャベツの季節を心待ちにしてきたのが、鎌倉フレンチの匠・中嶋秀之シェフです。ドイツやフランスで腕を磨いたシェフ。アルザス地方のあさりとキャベツを丸ごと蒸した郷土料理。さらに、鴨肉とフォアグラを使った、旨みとコクが広がるフレンチも登場します。
「潮風で育つ 三浦の恵・春キャベツ」



「潮風で育つ 三浦の恵・春キャベツ」
潮風が吹き抜ける神奈川県・三浦半島は、陽光に恵まれたキャベツの一大産地です。ここに、江戸時代から続く農家の山田充さん、妻の靖子さん夫婦がいます。先祖は鎌倉大仏の修復に寄付して、名前が刻まれています。山田さんの家では、収穫時期になると毎日食卓にキャベツ料理が並びます。子供たちが大好きなキャベツ餃子に、三浦名物の切り干し大根と合わせたキャベツ焼きそばなど、手軽にできる家庭料理を見せていただきます。
キャベツ作りに情熱をかける充さんの目標は父親。三浦野菜をブランド化した立役者の一人であり、様々な賞を受賞する野菜作りの達人でした。伝統ある家を継ぐ以上、父を超えたい!と、夫婦でキャベツ作りに情熱を燃やす物語に迫ります。
「父を超えたい!春キャベツにかける夫婦の情熱物語」



「父を超えたい!春キャベツにかける夫婦の情熱物語」
父を超える甘いキャベツを作るため、有機栽培に取り組むことにした充さん。まず、畑に生やした草をそのまま漉き込んで肥料にする緑肥農法に挑戦しました。しかし結果は、大失敗。売り物にならなかったことも…。様々な試行錯誤を繰り返す中で、知り合いの漁師から家庭菜園にあるものを撒くと甘くなったと聞き込みます。そこで閃いた起死回生の策は…なんと海藻でした!
父を超える甘いキャベツができたと確信した夫婦は、広く人々に知ってもらいたいとSNSで発信。直接スーパーへも卸すようになり、さらに加工品にも挑戦したのです。そのままでも食べられ、料理にも重宝するドライベジとは?
「春の鎌倉フレンチ・ヒントは海藻?」



「春の鎌倉フレンチ・ヒントは海藻?」
毎年春キャベツの新作料理を作るという鎌倉フレンチの匠・中嶋シェフ。そのヒントを掴みたいと山田さんの畑を訪ねました。畑で食べた春キャベツの甘さに、思わず笑みが溢れます。そして、海藻が甘みの鍵と知ったシェフはそれをヒントに新作フレンチを仕立てます。
春キャベツを豪快に焼き、ドライベジも合わせて…出来上がったのは?
さらに、海藻のひじきを合わせた一皿。試食した農家の山田さん夫婦はその味わいにびっくり!三浦半島の春を感じさせてくれる味わいは必見です!
取材先
制作担当
【ディレクター】島越 翔平(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





