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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第917回 『赤ネギ』

2月19日放送予定

「甘くて、柔らかい、伝統的な茨城県の赤い長ネギ!」

「甘くて、柔らかい、伝統的な茨城県の赤い長ネギ!」

茨城県・かすみがうらに、野菜料理の魔術師と呼ばれる神保シェフが、旬の食材を求めて訪れます。シェフが探していたのは…なんと色鮮やかな赤い長ネギ!早速、その珍しい赤ネギを使った芸術的な赤ネギイタリアンを披露します。
この赤ネギは、あの水戸光圀が漫遊の途中に立ち寄った農家に種を置いていったことが始まりだという逸話もある伝統的な地野菜です。今回は、文献などから黄門料理を再現している水戸の老舗で、赤ネギ料理を作っていただきます。さっと茹でて酢味噌でいただく紅色が際立つヌタ。お店の名物あんこう鍋にも赤ネギを!さらに江戸時代に伝わった料理法で作る赤ネギの「南蛮漬け」も必見です。

「家族で収穫 団欒の赤ネギ」

「家族で収穫 団欒の赤ネギ」

茨城県にある道の駅には赤ネギがどっさり。甘く、柔らかい赤ネギは客に大人気。毎年、収穫時期になると飛ぶように売れるそうです。
そんな赤ネギ作りに奮闘する椎名岳己さんの畑では家族で収穫に大忙し。収穫した後も、表面の数枚だけに赤い色がついているため、その色を損なわないよう丁寧に泥を落とさなければなりません。農作業の後に、夕飯の支度をする妻の環さん。「白ネギに比べて、甘くて柔らかい」という赤ネギを使った家庭料理を教えていただきます。ねぎまや香ばしく焼いたマリネなど。さらに母・茂子さんが作る、孫に人気の赤ネギ料理も登場します。

「若き赤ネギ農家の情熱物語」

「若き赤ネギ農家の情熱物語」

元々、農家に生まれた椎名さんですが、若い頃は世界を見てみたいとベトナムで旅行会社の仕事に就きました。ベトナムの人々と料理を通して交流しているうちに、日本の野菜に関心を持ち、農家を継ごうと思い立ったのです。帰国し、レンコン農家を継ぐ決意をしたのですが、自分なりの道も切り開きたいと、赤ネギを作り始めます。しかし、繊細な赤ネギ作り。始めた頃は失敗の連続。赤く色がつかず、廃棄することも。また、土をかけすぎて、腐らせてしまうなど、試行錯誤を繰り返す日々でした。そこで、先輩農家への知恵を聞いて歩きました。そこで得たヒントを元に、立派な赤ネギを作れるようになったのですが、その方法とは…?
さらに、まだよく知られていない赤ネギを全国区にするため、仲間達とイベントやネット販売を始めます。同時に食べ方も広めたいと、同じ茨城出身の神保シェフに協力を仰ぎました。

「野菜の魔術師が挑む!簡単赤ネギレシピ」

「野菜の魔術師が挑む!簡単赤ネギレシピ」

椎名さんの情熱に共感した神保シェフが、家庭で簡単にできる料理を考案します。
味付けは塩だけで赤ネギの味を活かしきる一品とは。
さらに、赤ネギを砂糖で煮て、魔法のようにスイーツに変身させます!
シェフ渾身の赤ネギ料理を食べた椎名さん夫婦の反応は…?

取材先
制作担当

【ディレクター】土井 晴美(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)