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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第916回 『横浜中華街物語』

2月12日放送予定

「新年への希望を託す“春節グルメ”」

「新年への希望を託す“春節グルメ”」

春節を迎え祝賀ムードに包まれる横浜中華街。この時期はおめでたい意味を持つ食材を使った春節料理が食卓に並びます。四川料理の老舗「重慶飯店」では「余裕のある暮らし」を意味する魚や「富」「繁栄」を表すアワビなどを使った春節ならではのコース料理が人気です。さらに真冬のこの時期にぴったりな“あったかグルメ”も登場。極寒の地である中国東北地方に伝わる伝統食材「酸菜」が入った鍋など、体を温めてくれる料理の数々をご紹介します。

「中華街の名物店主が作る絶品中華粥」

「中華街の名物店主が作る絶品中華粥」

およそ150軒の飲食店が軒を連ねる横浜中華街。中でも熱い支持を集めているのが小さな家庭料理店「馬さんの店 龍仙」です。馬双喜さんは明るく親しみやすい人柄で多くの客から愛されている名物店主。「点心師」の資格を持つ馬さんが作るもち米焼売は故郷・上海の伝統の味。また看板メニューの「龍仙粥」はエビ・ホタテ・特製ザーサイ・揚げワンタンなど様々な具材が使われている贅沢な逸品です。その隠し味に使われている中国伝統の食材とは一体何でしょう?

「横浜中華街に夢を託した女性の人生物語」

「横浜中華街に夢を託した女性の人生物語」

馬双喜さんは中国・上海出身。1989年に来日し初めて訪れた横浜中華街の活気に触れ“いつかこの街で店を開いてみたい…”と夢を抱きました。しかし念願の店を開いたものの当初は閑古鳥が鳴く状態。そんな危機的状況から中華街を代表する人気店になる道のりは苦難の連続でした。そこにはバイタリティ溢れる馬さんならではのアイデア、そして苦しいときも彼女を支え続けた亡き伯父の教えがありました。日本と中国、二つの国の間で葛藤を抱えながらも愛される店主となった馬さんの人生に迫ります。

「横浜中華街に活気を!新年を祝う春節料理」

「横浜中華街に活気を!新年を祝う春節料理」

来たる新年に備え馬双喜さん一家も春節料理作りに取り掛かっていました。母や娘たち家族そろって料理を作るひと時は一年で最も楽しい団欒の時間です。作っているのは卵黄を薄く焼いた皮で牛肉を包んだ「蛋餃(ダンジャオ) 」と呼ばれる餃子。春節の時期、上海の家庭で欠かせない伝統の一品です。昔の貨幣に形が似ていることからおめでたい食べ物とされている餃子。そんな料理に馬さんが込めた横浜中華街へのメッセージとは?新年への願いを込めた春節料理は必見です!

取材先
制作担当

【ディレクター】古屋 徹(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)