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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第908回 『江戸前オイスター』

12月4日放送予定

「冬のごちそう 大満足のカキ料理」

「冬のごちそう 大満足のカキ料理」

冬の食卓の彩るごちそう…海のミルク、カキが旬を迎えました。東京・恵比寿の「かいり」では豪快なカキ料理が人気。広島産のカキを1kg使用した鍋は、カキ好きも大満足。〆には濃厚なカキのうま味が染み込んだ雑炊。さらに「恵比寿 牡蠣ツ端」では店主自ら厳選した約20種類のカキが頂けます。個性豊かなカキの食べ比べ、さらに酒のあてにピッタリな、かきのなめろうなど大満足のカキ料理をどうぞ!そんな旬のカキを東京湾で養殖される「江戸前オイスター」に迫りました!

「東京湾で育まれる"江戸前オイスター"」

「東京湾で育まれる"江戸前オイスター"」

東京湾に面した千葉県富津市で江戸前オイスターを養殖するのが新富津漁業協同組合の浅倉正信さんです。東京湾は様々な河川からミネラルが流れ江戸前オイスターをおいしく育てていきます。さらに月に1回海からカゴを引き上げてカキの身に栄養が回るよう汚れを洗浄。出荷までの1年3カ月、10回以上も洗浄を繰り返しています。手間ひまをかけて作られた江戸前オイスターは、小ぶりながらも肉厚で甘くクリーミー。そんな江戸前オイスターの味を求めて「燦美の宿 旅館かわな」では江戸前オイスターのうま味を存分に味わえる炊き込みご飯や、嶺岡鍋を頂けます。

「新たな特産品へ 江戸前オイスターへの挑戦!」

「新たな特産品へ 江戸前オイスターへの挑戦!」

江戸前オイスターが養殖される千葉県富津市は海苔の一大産地。しかし6年前から地球温暖化やクロダイが海苔を食べてしまい生産量が減少。深刻な問題になっています。そこで浅倉さんは海苔と共に新たな特産品を作れないかと模索。地元富津の海にいる"天然のカキ"に注目します。さらに、使われなくなった海苔の養殖場跡も活用。2018年、江戸前オイスターの養殖に取り組み始めた浅倉さん。しかし、ようやく育った江戸前オイスターは小さく、営業をしても取り扱ってもらえませんでした。自信を失いかけた浅倉さんに救いの手を差し伸べてくれた人の存在が…!?さらに2019年には大型の台風が浅倉さんを襲います。様々な試練を前に、あきらめなかった理由とは?地元富津市への想いとは?江戸前オイスター誕生にはどんな道のりがあったのか…生産者浅倉さんを支える人々の物語を紐解いていきます。

「次の世代に残したい“江戸前オイスターのフレンチ” 」

「次の世代に残したい“江戸前オイスターのフレンチ” 」

東京・表参道のフランス料理「ラチュレ」。自然の恵みを活かした独創的なフレンチは高く評価されミシュランガイド東京に幾度も掲載されてきました。オーナーシェフの室田拓人さんは千葉県出身、以前から江戸前オイスターを取り寄せていましたが、今回初めて浅倉さんのもとへ。養殖場を見学し、獲れたての江戸前オイスターを味わいます。さらに室田シェフのお子さんも一緒に…!富津の海を肌で感じた室田シェフ。一体どんな江戸前オイスターのフレンチが仕上がるのでしょうか?

取材先
制作担当

【ディレクター】井上 智博(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司 (テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)