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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第473回『初がつお』

4月20日放送予定

■ケンケン漁で獲る黒潮の恵み・初がつお

■ケンケン漁で獲る黒潮の恵み・初がつお

今が旬の初がつお。さっぱりとした味わいで江戸っ子たちにも愛された“春を代表する魚”です。今回の産地は和歌山県すさみ町、太平洋の黒潮が流れる沿岸の町です。そこで明治時代から続く「ケンケン漁」に密着。まるで生きた魚のように動く疑似餌にかつおが食いつく仕掛けです。それにしてもなぜ「ケンケン」と呼ばれるのでしょうか?そこには日本からハワイへの知られざる移民の歴史が隠されていました。

■「もち」みたいなかつお!?

■「もち」みたいなかつお!?

まるでつきたての餅のような食感からその名がついた「もちがつお」、気になりませんか?身に包丁を入れた時点で、もちがつおかどうか分かるそうです。浜のお母さんはそれを余すことなく料理します。刺身はもちろん、お寿司にお茶漬け、アラ煮まで。浜のお母さん達が腕をふるうかつお料理をご紹介します。

■藁焼きにイタリアン!初がつお大活躍

■藁焼きにイタリアン!初がつお大活躍

かつおと言えば、たたきを思い出しますよね。東京でも、本格的な藁焼きのたたきが食べられると話題のお店があります。藁で燻製するように炙ることで、パリパリの皮、程よくしっとりした食感、香ばしい風味を楽しめます。一方イタリアンでもかつおが大活躍。年に一度、イタリアの家庭でマンマの味を研究するシェフが教えてくれたのは、なんとかつおの生ハム!その他にも、パスタやソテーと驚きのかつお料理が登場します。

■ブランド鰹で町おこし

■ブランド鰹で町おこし

名産地の和歌山県ですが、漁獲量の激減に直面しています。町の人は、ケンケン鰹をブランド化しようと立ち上がりました。鮮度を守るための裏ワザや、身を傷つけずきれいな状態で出荷する知恵など、独自の工夫がそこにはありました。地元のホテルの料理長もその頑張りに応えます。漁港から持ち帰ったケンケン鰹をすぐさばき、新鮮なうちに料理、かつお尽くしのフルコースで宿泊客をもてなします。ブランド鰹の地産地消で町を盛り上げようとする人々の奮闘の物語をご紹介します。

取材先
制作担当

【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 高橋 司 (ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)