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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第466回『烏骨鶏』

3月2日放送

■真っ白な烏骨鶏のヒミツ

■真っ白な烏骨鶏のヒミツ

皆さん、烏骨鶏ってご存知ですか?真っ白でフワフワな羽で覆われていますが、実は、その羽の下にある肉と骨は真っ黒。烏骨鶏という名前の由来は「烏」(カラス)のような黒い「骨」を持つ「鶏」だからなんです。中国では古くから滋養強壮に良いとされ、親しまれてきました。今回はその烏骨鶏の肉、骨、卵、すべての美味しさに迫ります。

■野性味溢れる肉が絶品料理に大変身

■野性味溢れる肉が絶品料理に大変身

烏骨鶏の肉の特長は、何と言っても野性味。その美味しさを存分に引き出すのが、地元・世田谷の食材をふんだんに使ったイタリアンレストラン「アーキューブ」です。モモ肉のグリルや燻製は、伊藤隆志シェフがイタリアで出会ったキジに似ていると言います。一方、美食の街・恵比寿の高級中華料理店では、肉と骨からじっくりと時間をかけエキスを引き出します。滋味深い味わいで心も体も大喜び。

■産卵は5日間で1個!貴重な卵

■産卵は5日間で1個!貴重な卵

丸の内のOLの間で話題の店で供されているのが「卵かけご飯」。シンプルですが、卵本来の旨味を味わえる最強の卵料理です。お代は980円也!烏骨鶏の卵の希少性を物語っています。そんな烏骨鶏を飼っている養鶏家が東京・世田谷区にも。住宅地に突如現れる養鶏場。いったいどんな飼い方をしているのでしょうか。

■奇跡のカステラ誕生の裏に父娘の感動秘話が!

■奇跡のカステラ誕生の裏に父娘の感動秘話が!

舌が肥えた著名人にもファンが多い烏骨鶏スイーツ。そんな話題のスイーツを生み出したのは、金沢の養鶏家・河内隆徳さんです。河内さんが会長を務める「金澤烏鶏庵」では、自社農場で育てた産みたての卵が使われています。中国で運命的な出会いを果たした烏骨鶏。私財を投げうち、試行錯誤で飼育を始めました。卵1個を500円で売り出すものの、商売はなかなか軌道にのりません。「このすごい卵を日本にも広めたい」、その一心から娘と二人三脚のカステラ開発が始まりました。そして生まれた「生きている」ような絶品カステラ。烏骨鶏に人生をかけた父娘の、感動の物語をご紹介します。

取材先
制作担当

【ディレクター】森田 孝生(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)