第461回『白菜』
1月26日放送予定
■中国生まれの白菜!

■中国生まれの白菜!
冬野菜の王様と呼ばれ、冬の鍋に欠かせない白菜。馴染み深いこの野菜が、日本へ伝わってまだ100年あまりだと知っていますか?明治時代に中国から伝わった白菜。本場の中華料理で、究極の白菜鍋を発見します。雪に閉ざされる中国東北部には、なくてはならない白菜漬。
日本の鍋に白菜が入るようになった由来がここに・・・!?
■宮沢賢治が愛した白菜

■宮沢賢治が愛した白菜
日本に渡ってきた白菜が、どのように根付いていったのか?白菜の産地 東北地方で、歴史を紐解きます。度重なる冷害に苦しんでいた東北の人々は、寒さにも負けず強く育つ白菜に目をつけます。作家 宮沢賢治もそのひとり。農業や地質学に詳しい賢治は、暮らしが良くなるよう、畑に白菜を植え研究していたのです。賢治が植えた白菜に出会います。
■白菜を救った“白菜の島”!?

■白菜を救った“白菜の島”!?
中国から伝わった白菜を、日本でも栽培しようとした矢先。一つ大きな問題が見つかります。畑で育てた白菜から種を取り植えてみても、翌年実るものは、どうにも「白菜」にならないのです・・・。白菜を東北中に広める為に、解決作を考えた先人たち。その答えが、松島湾に浮かぶ島々に隠されていました。島で作られる特別な白菜とは・・・?
■希望の光・・・仙台白菜

■希望の光・・・仙台白菜
大正末期から昭和初期まで一世を風靡した白菜がありました。色が白くて美しく、瑞々しく甘い白菜は「仙台白菜」と呼ばれ、東京の市場でも脚光を浴びていました。しかし、栽培に手間のかかる原種に近い白菜は、次第に廃れていきます。伝統の味を復活させたいと、地元農家たちが栽培に取り組んでいた矢先・・・東日本大震災によって、白菜畑も壊滅的な被害を受けます。塩害をどう克服するのか・・・再スタートをきった農家に、仙台白菜が思いがけない希望の光をともします。かつて先人たちが植えていた仙台白菜の旨み。
新たな白菜料理となって、今 人々に笑顔を届けています。
取材先
制作担当
【ディレクター】室谷 有美(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)





