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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第456回『香箱ガニ』

12月15日放送予定

■北陸の愛されガニ“香箱ガニ”

■北陸の愛されガニ“香箱ガニ”

石川県金沢。冬の金沢を代表する食材といえば、“香箱ガニ”。実は、香箱ガニとはズワイガニのメスのこと。オスに比べて小振りですが、メスならではの卵(内子と外子)が絶品なんです!オスに比べて値段が安いため庶民のごちそうとして親しまれてきた香箱ガニ。漁協のお母さん方に郷土料理を作っていただきます。もちろん茹でてそのまま食べても良し!ですが、カニの茹で汁を料理にいかすのが地元流。うまみがつまった茹で汁を使った炊き込みご飯や鍋は絶品です!

■最盛期、金沢・香箱ガニ漁

■最盛期、金沢・香箱ガニ漁

冬の荒れた日本海…それでも漁船は漁へと向かいます。香箱ガニは、海底に網を沈め船でひく底引き網で狙います。カニ漁師、鳥井淳二さんはこの道35年の大べテラン。経験だけが頼りのカニ漁は、鳥井さんの腕の見せ所です。鳥井さんの船には、息子の祥平さんも一緒に乗り漁をしています。父の背中を見て育った息子…冬の日本海に広がる親子の物語とは?

■美食家・魯山人も愛した味

■美食家・魯山人も愛した味

北大路魯山人が陶芸家の一歩を踏み出した石川県加賀市山代温泉。後に美食家として名を馳せる魯山人にとって大きな影響を受けた場所でもあります。まだ魯山人が無名だった32歳の頃、半年間ほど山代温泉に滞在。そこで、香箱ガニと出会ったのです。中でも魯山人が大好きだったという香箱ガニの食べ方があります。魯山人が愛した思い出の味とは?

■金沢が生む香箱ガニ料理

■金沢が生む香箱ガニ料理

香箱ガニは冬の加賀料理に欠かせないと語るのは、人気料亭・料理長の河田康雄さん。旨みたっぷりの内子とプチプチっとした食感の外子、そして、ジューシーなカニの身を柚子味噌で和えて作る伝法焼き。さらに、意外な方法で作るカニクリームコロッケなど香箱ガニのレシピは無限に広がります。また、フレンチの名店・岩城シェフは、期間限定の香箱ガニを余すことなく料理にいかします。内子、外子はソースとの相性抜群!クリームやバターと絡み合う、華麗なる金沢フレンチを魅せてくれます。

取材先
制作担当

【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)