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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第432回『あなご』

6月30日放送予定

■初夏の味覚“梅雨あなご”

■初夏の味覚“梅雨あなご”

“梅雨あなご”“夏あなご”と言われ、梅雨どきから脂が乗って美味しくなる、あなご。煮る、焼く、揚げる以外にも、刺身、湯引きしたりと、多彩な食感や香りを楽しめます。ミシュランが2年連続星をつけたあなご料理専門店「ます味」では、主人の増井司さんが、季節に合わせた料理を披露します。
圧巻は、あなごの中骨180本を煮込んだスープ!あなごそのものの旨さが味わえます。今回は旬を迎えた瀬戸内の初夏の味覚、あなごの魅力を紹介します。

■世界遺産・宮島を彩るあなご料理

■世界遺産・宮島を彩るあなご料理

世界遺産として知られる、厳島神社で有名な広島県宮島。実は、この地を訪れる観光客の多くがお目当てにしている料理があります。あなご飯です。老舗料理店、「あなごめし うえの」は、昼時ともなれば行列が絶えません。あなご飯のルーツは、この店の曽祖父が売り出した駅弁にあります。以来111年、今なお愛され続ける味の秘密に迫ります。さらに、宮島では、江戸時代から食べ継がれるあなごを使った郷土料理がありました。伝統料理“雪花漬け”です。宮島の人々が守り続けてきた郷土の味、その美しさは必見です。

■幻の金あなごを目指して・・・

■幻の金あなごを目指して・・・

江戸時代からあなごの名産地として知られた宮島。でも、一体なぜ宮島では美味しいあなごが獲れるのでしょうか?その秘密は、およそ330年前から続く牡蠣の養殖にありました。牡蠣いかだの回りはプランクトンが豊富で、あなごの餌となる小魚がたくさん!だからこそ脂の乗った美味しいあなごが獲れるのです。中でも、この時期には特別なあなごが獲れるというのは、漁師の丸本孝雄さんです。黄金色をした“金あなご”と呼ばれる特別なあなごがいるというのです。“金あなご”を狙う、丸本さんの漁に密着しました!

■あなご漁師へ捧げる感謝の一皿

■あなご漁師へ捧げる感謝の一皿

漁師の丸本さんから直接あなごを仕入れている料理人がいました。老舗ホテル「宮島グランドホテル有もと」の料理長・中村健司さんです。中村さんは素材の味を最大限に生かした料理、あなごのしゃぶしゃぶ、石焼きなど多彩なレシピを編み出しました。今回は中村さんが、あなご漁師の丸本さんのために新作のあなご料理に挑みます。

取材先
制作担当

【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満 (ViViA)
【プロデューサー】江野 夏平(テレビ朝日)