第427回『グリーンピース』
5月26日放送
■初夏の香り グリーンピース
■初夏の香り グリーンピース
今年あなたはもう食べましたか?採れたてを楽しむ豆ご飯。新緑が美しい今の時期、グリーンピースがグッと美味しくなります。ホクホクとした豆の香りとご飯の甘みが口に広がり、幸せを感じます。なぜグリーンピースはご飯と共に親しまれるようになったのか。今回は、グリーンピースとご飯の組み合わせ、その謎をひも解きながら、各地で楽しまれる豆ご飯をおいしく頂く秘密をご紹介します。
■グリーンピースは洋食の立役者
■グリーンピースは洋食の立役者
人形町で明治45年から愛され続ける洋食屋、小春軒。この店で100年続くメニューにグリーンピースが欠かせないと言います。「グリーンピースがなけりゃ料理がしまらない」という3代目の小島幹男さん。その料理が、代々店に伝わる特製カツレツ丼。グリーンピースは日本の洋食でご飯と共に料理され、大活躍してきました。目にも鮮やか、青々としたグリーンピースは美味しさの鍵を握る重要な役割を果たしてきたのです。
■寺に受け継がれるご馳走
■寺に受け継がれるご馳走
グリーンピースとは、エンドウ豆の若い実のこと。皆さんご存知でしたか?精進料理の中では、短い旬を味わうご馳走として、もてなしの料理に使われてきました。室町時代から続く東京・小金井市の尼寺・三光院の豆ご飯は、グリーンピースを茹でた湯も無駄にしません。その、納得の利用法とは?さらには、針と糸を使って思いもよらない料理で旬を楽しみます。
■グリーンピースの極上の裏技
■グリーンピースの極上の裏技
和歌山県は、極上グリーンピースの一大産地。短い旬だからこその喜びがここにあります。産地ならではの料理の数々。なんと、捨てるはずのサヤを使って、極上の豆ご飯を作る工夫があったのです。その驚きの裏技とは?!
あの食通の伊丹十三監督も一目おいた、食のエキスパート・石森いづみさん。食を愛する石森さんが伝える「お茶碗の中にある幸せ」とは?
取材先
制作担当
【ディレクター】椎葉 百合子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】江野 夏平(テレビ朝日)