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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第880回 『生ハム』

5月8日放送予定

“奇跡の生ハム”!?生ハム最前線

“奇跡の生ハム”!?生ハム最前線

六本木にある「イベリコ屋」。店内にはいると大きな肉の塊に名札が…。なんとそれは生ハム!長期間熟成されたイベリコ豚の生ハムを、ボトルキープのように取り置いてくれるのです。中でも5年熟成のものはスペイン王室献上品にもなっている“奇跡の生ハム”。お値段はなんと142万9千円!さらに生ハムとチーズを使ったイタリアンテイストのラーメン店も登場!チーズが溶ければスープパスタのよう。そこに生ハムを合わせるとびっくりするほどに抜群の相性。生ハム料理の最前線、その奥深さを味わってみては?

職人が作る“赤城山の生ハム”

職人が作る“赤城山の生ハム”

今や日本でも人気の生ハムですが、その多くが海外産。自然環境などが異なるため、国内で作ることが難しいからです。そんな中、国産の生ハムにこだわるレストランがあります。群馬県前橋市の片山ひろシェフは、生ハムと地元の山菜を合わせ、この地でしか食べられない料理を披露してくれます。「香りと塩味のバランスが素晴らしい」という生ハムは、群馬県の赤城山の麓で作られた「赤城山プロシュート」。その生産者・林智浩さんはモンドセレクションで金賞を獲得するなど、ヨーロッパでもその腕を認められた生ハム職人。美味しさの秘密は赤城山の“あるモノ”ですが、それは一体…!?

“日本で生ハムを作る”ことの大きな壁

“日本で生ハムを作る”ことの大きな壁

芳醇な香りが広がる赤城山プロシュート。生産者の林さんの食べ方は、りんごやキウイなどのフルーツと合わせたサラダや、野菜出汁のスープにくぐらせたしゃぶしゃぶ。オリジナル料理で生ハムのうま味を堪能します。そんな赤城山プロシュートの美味しさの陰には、林さんの諦めない情熱があったからでした。祖父が育てていた「福豚」に感じた、生ハムの可能性。しかし、日本の食品衛生法や環境下では、本場ドイツで学んだ製法がそのままでは通用しなかったのです。何度もデータを収集し試行錯誤。そして10年後、生ハムに起きた変化とは?。生ハム職人が赤城山の麓で戦い続けた、奮闘秘話に迫ります。

生ハムが匠の技で「日本の料理」に!

生ハムが匠の技で「日本の料理」に!

東京・西麻布「ラ・ボンバンス」は10年以上、ミシュランの星を獲得する店。フォアグラなど洋風の食材を「新しい和食」に仕立てる料理人が岡元信さんです。赤城山プロシュートを見るや否や脂を一口。「すごく良い香り、見た瞬間から脂を食べたくなった」と興味津々。岡本さんのアイデアと日本料理の技で、これまでにない生ハム料理に挑戦します!切り出した脂に、豆腐や薄くスライスした野菜などを準備して…一体どんな料理となるのでしょうか?

取材先
制作担当

【ディレクター】畠中 慶太郎(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)