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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第857回『じゃがいも』

11月14日放送予定

■大地の恵み 個性派揃いのじゃがいも

■大地の恵み 個性派揃いのじゃがいも

しっとりホクホク!今回の主役は、“じゃがいも”。標高5000m級の山々が連なる南米アンデス地方で生まれたじゃがいもは、冷涼で痩せた土地でも、たくましく育ちます。最近は、在来品種に加え、赤・黄・紫など、新しい品種にも人気が出てきました。そこで、カラフルで見た目もユニークなじゃがいもの魅力をたっぷりお届けします。

■蕎麦屋で大人気!じゃがいもマジック

■蕎麦屋で大人気!じゃがいもマジック

東京・恵比寿に、オリジナルのじゃがいも料理が評判の蕎麦屋があります。開店前から長蛇の列ができ、客の8割がこぞって注文するのは、なんと「白いカレーうどん」。生クリームのような、白いふわふわのじゃがいもホイップが丼の表面を覆います。「こんなカレーは、食べたことがない!」リピーターが後をたたない、驚きに満ちたじゃがいもの味をご堪能ください。

■フレンチの名脇役!じゃがいも七変化

■フレンチの名脇役!じゃがいも七変化

フレンチの名店「モナリザ」の河野透シェフは、持ち味を生かして多彩な品種を使い分けて調理します。外はこんがり、中はしっとりジューシーに…。煮くずれしやすい品種はなめらかに濾し、カラフルなじゃがいもは揚げてトッピング!一貫して追求するのは、じゃがいもの香りが生み出すハーモニー。「火の通し方やバターとの組み合わせで、旨味や食感、香りも生まれ変わります」修業時代にパリで出会った、黄金色に輝く“ポンム・マキシム”など華麗なワザを次々と繰り出します。極上のじゃがいも料理をお楽しみに…!

■じゃがいもの里・青森へ 苦節40年でたどりついた種イモ作りとは?

■じゃがいもの里・青森へ 苦節40年でたどりついた種イモ作りとは?

青森県の岩木山のふもとに国内最大級の規模で、じゃがいもの“種いも”を栽培する農場があります。種いもとは、全国の農家が来年育てる親いもになる種のこと。佐々木君夫さんは、その栽培に40年以上取り組んできました。世界中の珍しいカラフルなじゃがいも40品種の中には、大手食品メーカーから依頼されたポテトチップス原料の“種いも”もあります。「じゃがいもは種半作。“種いも”が命!すべては“種いも”で決まる」。国の厳しい検査をクリアした、病害虫やウイルスに侵されていない安全な“種いも”を育てなければ、日本中の農家が壊滅的な被害を受けます。なぜ、佐々木さんは過酷な“種いも”作りに挑んだのか?農場存続の岐路に立ち、起死回生をかけて挑んだ闘いの道のりに迫ります。

■フレンチの鬼才・河野透シェフが贈る感謝の新作じゃがいも料理

■フレンチの鬼才・河野透シェフが贈る感謝の新作じゃがいも料理

「こんなカラフルで面白いじゃがいもがあるのか」15年前、河野シェフは佐々木さんが育てたじゃがいもに出会い、以来その味を料理に生かしてきたそうです。「念願が叶ってようやく来れた」と、河野シェフは初めて佐々木さんの農場を訪問。民間初の種イモ原種生産に取り組んだ佐々木さんに感謝の思いを込めて料理を振舞います。「じゃがいも尽くしのフランス料理なんて、食べたことがねぇ。食べるのがもったいねぇ。キレイだ…」感嘆と笑みがこぼれる佐々木さんに、河野さんが贈った極上のじゃがいもフレンチとは…?

取材先
制作担当

【ディレクター】伊藤 浩子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)