第852回『原木しいたけ』
10月10日放送予定
■プリプリのおいしさ!しいたけの秋到来!

■プリプリのおいしさ!しいたけの秋到来!
実りの秋!食欲の秋!そしてキノコの秋!がやってきました。古くから日本人に愛されてきたキノコといえば「しいたけ」です。鍋はもちろん、天ぷらにしても、炊き込みご飯に入れてもプリっとした弾力のある食感と旨味がたまりません!東京・銀座の老舗「寿司幸本店」には、そんなしいたけの「握り」があります。二代目主人が考案し、もう80年以上も受け継がれてきた名物です。いったいなぜ、しいたけで寿司を握ったのでしょうか?創意工夫で苦難の時代を乗り越えた老舗の秘話を紹介します。
■伊豆の原木しいたけ&修善寺「名物駅弁」

■伊豆の原木しいたけ&修善寺「名物駅弁」
伊豆は江戸時代から続く「原木しいたけ」の産地。秋に雨量が多く、原木となるナラやクヌギなどの木が豊富なことから栽培が盛んになりました。「伊豆の踊子」にも登場する修善寺温泉。その玄関口となる修善寺駅には、人気のロングセラー駅弁「椎茸弁当」があります。地元の乾しいたけを戻した汁で炊いたご飯と、砂糖と醤油だけで4時間も煮たしいたけがゴロゴロ…。甘いしいたけを口に含むと、あ~懐かしいこの味!思わずおふくろの顔が浮かぶ駅弁です。
■原木しいたけに賭ける!父子奮闘ものがたり

■原木しいたけに賭ける!父子奮闘ものがたり
原木しいたけとは、木に種菌を打ち込み1年半ほど寝かせてから発生してくるまさに「木の子」。濃い風味があり、これを食べてしいたけが好きになる人も少なくありません。鈴木昌弥さんは伊豆でしいたけを作る農家の4代目。山の斜面にずらりと並ぶ原木はおよそ5万本!自然の中で育まれています。鈴木さんが目指すのは力強く、大きくて肉厚なしいたけ…父・紀矢さんの苦難の時代を乗り越え、昌弥さんが描く「原木しいたけ」の未来図とは?親子の奮闘に迫ります。
■原木しいたけがフレンチの技で極上の一皿に!

■原木しいたけがフレンチの技で極上の一皿に!
三島で人気のフランス料理店「gawa Mishima」。小川正道シェフが伊豆で原木しいたけを栽培する鈴木昌弥さんを訪ねます。しいたけが放つ独特の香りに感動するシェフ。その風味を最大限に活かした料理を仕立てます。さらに取り出したのは、牛乳でもどした「乾しいたけ」そこにたっぷりの砂糖と卵を混ぜ合わせます。完成したのは驚きの絶品「しいたけスイーツ」!何度も試作を重ねたとっておきの一皿です。いったいどんな味?原木しいたけの可能性が広がります。お楽しみに!
取材先
制作担当
【ディレクター】吉井 みどり(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





