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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第850回『たまご』

9月26日放送予定

■江戸前伝統の玉子焼き

■江戸前伝統の玉子焼き

栄養満点でどんな料理にもぴったりな「たまご」。江戸前鮨では古くから、出汁を使わない「玉(ぎょく)」と呼ばれる玉子焼きが作られてきました。そんな伝統的な玉子焼きを作り続けているのが、東京・新橋の「寿司處 金兵衛」。「寿司職人にとって大事なネタ」という店主の植田さんは日々、巧みな技を駆使して玉を作り上げています。芝エビや大和芋等をすり合わせ、見事な柔らかさに焼き上げた玉はほっとつけるような優しい味わい。職人ならではの丁寧な仕事が生み出す逸品です。

■相模原の新名所「たまご街道」

■相模原の新名所「たまご街道」

今、たまごの名産地として注目されている意外な場所があります。それは神奈川県相模原市の麻溝台地区。ここには7つの養鶏場が点在し、卵の直売所やレストランなどを開設。「たまご街道」と呼ばれています。神奈川県の指定銘菓となったクレームブリュレや、ブランド卵「鳳凰卵」を贅沢に使った料理など、生みたての卵のおいしさが訪れる人々を魅了しています。今や相模原の新名所となった「たまご街道」ですが、その誕生の背景には住宅街にある養鶏場特有の悩みがありました…。

■一流シェフが絶賛!「昔の味たまご」

■一流シェフが絶賛!「昔の味たまご」

たまご街道にある「昔の味たまご農場」では、コクのある黄身や香り豊かな白身が特徴の「昔の味たまご」が大人気。多くの一流シェフが賞賛する極上のブランド卵です。生産者の田中亮さんのこだわりは鶏に与えるエサ。白身の張りをよくするため、エサに加える意外な粉末とは?そして「昔の味たまご」を使った技アリの家庭料理も披露していただきました。風味豊かな白身を存分に味わえる「生卵かけご飯」や一風変わった「目玉焼き」など、アイデアあふれる料理は必見です!

■親鶏に感謝を込めたイタリアン

■親鶏に感謝を込めたイタリアン

父の跡を継ぎ養鶏農家となった亮さんでしたが、養鶏場は経営危機に直面し大ピンチに…。大切な「昔の味たまご」をなんとか残そうと亮さんが起こした行動とは?そして今、卵を産み終えた親鶏に感謝の想いを込めた、新たな取り組みもスタート。親鶏の肉の旨味をいかしたヒット商品を生み出しました。さらなる可能性を求めて亮さんが訪ねたのは、かつてピンチを救ってくれたイタリアンシェフ・四家公明さんの店。「昔の味たまご」と「親鶏の肉」を使った渾身の一皿が誕生します!

取材先
制作担当

【ディレクター】古屋 徹(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)