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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第808回『土佐ジロー』

11月30日放送予定

■高知県が誇る地鶏“土佐ジロー”

■高知県が誇る地鶏“土佐ジロー”

高知県が1985年に開発した「土佐ジロー」は旨みが強く程よい歯ごたえが特長の地鶏。今ではカツオに並ぶ名産品になっています。高知市のイタリアンレストラン「ス・ルラクセ」の山本巧シェフは「今まで食べてきた鶏とは全然違う!」と大絶賛。独特の火の入れ方で土佐ジローのモモ肉を絶妙な歯ごたえに仕上げます。さらにカリカリに焼いた土佐ジローの皮と半熟卵を生かした華麗なる一皿も披露していただきました。今回は高知県が誇る極上の地鶏「土佐ジロー」の魅力をたっぷりとお伝えします。

■山奥で発見!“土佐ジローフルコース”

■山奥で発見!“土佐ジローフルコース”

高知県安芸市にある畑山は人口わずか40人の小さな集落。そんな過疎の集落にある「はたやま憩の家」は全国から多くの客が訪れる人気宿です。宿を営む小松靖一さん(61)と妻の圭子さん(36)は、なんと25歳差の“年の差夫婦”。小松さん夫婦自ら育てた土佐ジローを生かした「フルコース料理」が評判を集めているのです。ジューシーな脂と濃厚な旨みを堪能できる「土佐ジローの網焼き」や土佐ジローのガラで取ったスープを使った「すき焼き鍋」など滋味あふれる料理の数々が登場します。 

■和食料理人の“炎の技”

■和食料理人の“炎の技”

土佐ジローは火の入れ方によって仕上がりが大きく変わる繊細な肉質。そこで小松さん夫婦はおいしく調理する方法を知ってもらおうとプロの料理人を対象にした講習会「土佐ジロー合宿」を開催しました。参加した山中理啓さんは高知県馬路村にある温泉旅館の料理長。これまで土佐ジローを料理に使ってきましたが火入れの難しさを実感してきたそうです。焼き方を熟知した靖一さんからコツを学んだ山中さん。新たにひらめいた炎の技を生かしてどのような土佐ジロー料理を生み出すのでしょうか。

■愛妻に感謝を捧げる一皿

■愛妻に感謝を捧げる一皿

独自の飼育法で土佐ジローを生産してきた小松靖一さんは9年前に25歳年下の圭子さんと結婚。しかし東日本大震災の影響などで宿の経営が悪化し大きな危機に直面してしまいました。そんな事態を救ってくれたのは、元新聞記者の経験を生かした妻・圭子さんの奮闘でした。「救世主のように来てくれた」と話す靖一さんは妻への感謝の気持ちを込めて料理を作ることに…。秋に旬を迎えたある食材を使って作る圭子さんの故郷・愛媛の郷土料理とは?身も心も温まる愛情料理は必見です!

取材先
制作担当

【ディレクター】古屋 徹(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】高橋 司(テレビ朝日映像)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)