第760回『京都肉』
12月22日放送予定
■古都・京都が誇る食材とは?!

■古都・京都が誇る食材とは?!
今回の舞台は、古都・京都。京都といえば、京野菜などを使った和食文化のイメージが強いですが、京都市では意外な食材が、年間消費量日本一(京都市・平成27年~29年平均)を誇っています…それはなんと「牛肉」!意外にも、京都の人々は牛肉好きなのです!
明治時代、文明開化によって牛肉を食べるようになった日本。新しもん好きの京都の旦那衆たちもまた、こぞってすき焼き店に通っていたという話があるほど、牛肉は京都の人々にとって昔から身近な食材なのです。
■プロも注目!絶品黒毛和牛「平井牛」

■プロも注目!絶品黒毛和牛「平井牛」
京都府のほぼ中央に位置する・南丹市。江戸時代末期から始めたという老舗の牧場「京都丹波牧場」の五代目・平井和恵さんは、34歳で一児の母でもあります。父・一三(かずみ)さんと、二人三脚で育てているのは「平井牛」。4年前、和牛の質を競う大会では最優秀賞となり、一気に注目を集めました。「平井牛の特長は、見事なサシ!」そう話すのは、ザ・リッツ・カールトン京都で腕を振るう、副総料理長の西荒井俊行さん。とろけるような食感の「平井牛」の魅力を生かす一皿は必見です!
■「平井牛の魅力を伝えたい」若き後継者の挑戦

■「平井牛の魅力を伝えたい」若き後継者の挑戦
牧場の一人娘として牛に囲まれて育った和恵さん。大学卒業後、大手企業に就職するものの、「自分が継がないと、先祖が頑張って育ててきた京都肉が廃れてしまう」と考え始め、9年前に五代目を継ぐことを決意しました。そんな和恵さんに訪れた試練は、牛の死。家畜と言えども育てていれば情が湧き、涙する日々だったそうです。そこで徹底したのが、牛の健康チェック。全国に足を運び、仔牛の買い付けやエサの配合などを徹底的に見直し。さらに、地道なPR活動を続けること約3年。賞を取ってからは一気に人気ブランド牛になったのです!
■牧場に通う料理人×生産者が生み出す絶品メニュー!

■牧場に通う料理人×生産者が生み出す絶品メニュー!
京都市内にある「御肉処 銀閣寺 大にし」高山勇生(ゆうき)シェフは、フレンチ畑の料理人。肉質の良さと和恵さんの肥育に対する情熱に惹かれ、何度も牧場を訪れている、平井牛ファンの1人でもあります。この日、牧場を訪れた高山さんに和恵さんからあるお願いが。「普段、平井牛を塩コショウでしか食べない父に、新たな味わい方を教えてあげたい」というのです。平井牛×京都産野菜の相乗効果で作り上げる、極上の一皿とは?!
取材先
制作担当
【ディレクター】亀井 さわ子(ViViA)
【プロデューサー】林 大輔(ViViA)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





