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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第750回『しらす』

10月13日放送予定

■日本最北で水揚げされる“北限のしらす”

■日本最北で水揚げされる“北限のしらす”

今日の舞台は宮城県・名取市閖上。ここで水揚げされているのは「しらす」です。日本最北で水揚げされることから“北限のしらす”と呼ばれています。“北限のしらす”は栄養豊富な海で育つため身がプリプリ、さらに低い水温から身を守るため脂ものっています。去年から始めた“しらす漁”ですが、その質の良さが認められ、今年「農林水産大臣賞」を受賞。そんな“北限のしらす”の地元ならではのおいしい食べ方もご紹介します。
今回は、町の新名物“北限のしらす”を盛り上げようと奮闘する人々の友情の物語です。

■苦難を乗り越え、つかんだ“しらす”

■苦難を乗り越え、つかんだ“しらす”

しらす漁師の出雲浩行さんは、もともとは赤貝漁師でした。2011年、東日本大震災による津波が閖上を襲い、20艘あった漁船も全滅、赤貝も危ぶまれました。
その後、徐々に赤貝漁も復活しましたが、更なる苦難が・・・食中毒などを起こす貝毒が発生、出荷ができなくなってしまったのです。絶望の淵に立たされた出雲さん。そこで、目をつけたのがこれまで注目されてこなかった「しらす」です。
しかし資金難や技術力不足と前途多難、そんな時、手を差し伸べてくれたのは、地元の加工業者の相澤太さんでした。地元の人が一丸となり、問題に立ち向かったのです。

■町をあげたしらすのPR!

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漁師・加工業者に加え、しらすを盛り上げようとしているのが地元で約70年続く和食店の社長・佐藤智明さんです。新メニューにと選んだのは、なんとラーメンです!しらすと地元ならではの食材を使い、新たな名物を試作します。さらに、9月に開催された「しらす祭り」にも密着。雨の中6000人もの人が詰めかけ、会場は熱気に包まれました。

■兄弟合作 しらすフレンチ

■兄弟合作 しらすフレンチ

祭りに訪れていた一人のシェフがいました。地元名取市出身のフレンチシェフ・辻圭一郎さんです。フレンチではあまり使われない食材ですが、試食をした辻シェフは「すごくおいしい料理ができそう」と手ごたえを感じたといいます。
数日後、しらす料理の試作が完成し、しらす漁師の出雲さんと加工業者の相澤さんがお店に招かれました。今回はパティシエも勤める弟の栄司さんもしらすデザートを仕立てます。兄弟合作の「しらす」のコース、どんな料理なのでしょうか。

取材先
制作担当

【ディレクター】浅野 正裕(ViViA)
【プロデューサー】林 大輔(ViViA)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)