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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第747回『イセエビ』

9月22日放送予定

■南房総の宝!荒波で育つ“房州海老”

■南房総の宝!荒波で育つ“房州海老”

千葉県南房総市で今、漁の最盛期を迎えているのがイセエビです!地元では“房州エビ”と呼ばれ親しまれていますが、身が太く、筋肉質なのが特徴。今回は古くから伝わる珍しい漁に密着!そして、郷土料理を楽しめる店や、斬新なイセエビ料理に挑戦する料理人を通して、地元の人々のイセエビ愛に迫ります。

■イセエビを豪快に味わう名物料理

■イセエビを豪快に味わう名物料理

「道の駅ちくら 潮風王国」では獲れたばかりの新鮮な魚介類が人気。中でもとっておきの食べ方が“王様丼”。注文を受けたら素早くさばいて、地元で獲れた魚と一緒に盛りつけます。豪勢な海鮮丼に魚介の王様・イセエビが一際目立ちます。さらに「寿司ダイニング山傳丸」では丸ごと天ぷらにした“イセエビ天丼”など、驚きのイセエビ料理が続々と登場します。

■郷土料理に込められた 母の愛

■郷土料理に込められた 母の愛

親子で営む民宿「政右ヱ門」。息子の堀江洋一さんが作る郷土料理が美味しいと評判です。「甘みと食感を活かし切るには、生きたまま調理することが大前提。」という堀江さん。先ずはイセエビの甘みと食感を活かし切る調理法。オーブンで焼いた身を半分に割り、タレを塗って再び焼き上げれば…祝いの席に欠かせない“鬼殻焼き”。香ばしい焼き目に濃厚なミソがたっぷり!続いては母・紀子さんから受継いだという南房総の郷土料理。たっぷりの砂糖に醤油、みりんでイセエビを丸ごとじっくり煮込みます。堀江さんが料理人を目指すキッカケにもなったおふくろの味。代々伝わる大切な味とは?

■伝統の漁に密着!旨味たっぷりの料理とは?

■伝統の漁に密着!旨味たっぷりの料理とは?

イセエビ漁の名人、高島光二さんに伝統漁を見せていただきます。向かうのは波が打ち付ける荒磯…。船ではなく、岩場に潜むイセエビを歩いて探します。慎重に魚場を見極めたら、網を海へ投げ入れました!翌朝、引き上げると…イセエビがたくさん!それを持ち帰ったのはなんとラーメン屋。実は高島さん、地元で評判の「房州ラーメン」の料理人なのです。なんと言っても特徴はそのスープ。味の決めては獲れたばかりのイセエビ!丸ごと加えて煮込むこと6時間…地元ならではの海の恵が詰まった味とは?

■イセエビがナポリ風イタリアンに大変身!?

■イセエビがナポリ風イタリアンに大変身!?

地元で新しいイセエビの食べ方に挑戦しているのが星野俊文さん。ホテルで修行をつみ、念願だった民宿「すえひろ」をオープンさせたばかり。地元名産のイセエビで、今回は新作イタリアンに挑戦します。イセエビの殻を細かく潰して取った出汁で米をリゾット風に炊き上げたら、イセエビとアワビを添えます。さらにイセエビを包丁で細かく叩いて。合わせるのはなんと桃!?あの南房総の郷土料理“なめろう”をヒントにしたというのですが、一体、どんな料理になるのでしょうか?

■命の大切さを伝える料理教室

■命の大切さを伝える料理教室

地元が誇るイセエビの文化を伝えたいと、あの親子で民宿を営む堀江洋一さんは料理教室を開催しています。テーマは「命をいただくことの大切さ」。生きたイセエビの姿に、参加した子ども達も興味津々!まずイセエビを丸ごと茹でたら、使うのはなんと脚の部分!?普段食べない脚の身を酢飯に乗せたら、海苔で巻いて旨味を存分に味わえる海苔巻きに。食材を余す事無く味わい尽くす知恵です。さらに堀江さんが大好物だったという、とっておきの料理とは?そこにはエキスまで大切に味わうという、母・紀子さんが教えてくれた忘れられない思い出がありました。

取材先
制作担当

【ディレクター】間宮 圭次郎(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 (テレビマンユニオン)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)