第740回『そうめん』
8月4日放送予定
■水の都が育んだ『島原手延そうめん』

■水の都が育んだ『島原手延そうめん』
長崎県島原半島。『原城跡』が『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の1つとして世界遺産にも登録されて注目を集める島原には、暑い夏に欠かせない名産品があります。それが『島原手延そうめん』。特徴は、強いコシとつるりとした食感。
その美味しさの秘密は、豊かな自然にありました。古くから「水の都」と言われるほど豊富な湧水。その清らかな水が、そうめん作りにぴったりなのです。そんな水の都ならではの食べ方といえば…そう!『流しそうめん』。島原そうめんに慣れ親しむ地元の方も足を運び大盛況!島原の夏の風物詩です。
■先祖代々の技!伝統の『島原手延そうめん』作り

■先祖代々の技!伝統の『島原手延そうめん』作り
1901年創業、南島原市西有家町にある『髙橋優製麵所』。
4代目・髙橋正さんは、そうめん作り40年の経験を生かし、日々島原そうめんの普及に尽力しています。午前4時半から始まるそうめん作り。その中で意外にも重要な作業が、天候のチェックだとか。その日の気温と湿度で塩分濃度を変えるのです。そんな職人の技を学ぼうと、息子で5代目の優一さんもまた、日々奮闘しています。さらに、そうめんを一番美味しく食べる方法を一家の母・久美子さんに教えてもらいます!
■島原そうめんが世界進出!名シェフによるフレンチそうめん!

■島原そうめんが世界進出!名シェフによるフレンチそうめん!
『水の都』の名産品は今、『食の都』フランス・パリに進出しています。2年前からパリの老舗百貨店で販売が開始!評判も上々のようで、今やパリっ子も夢中の味なのです。フランス人ならではの島原そうめんの楽しみ方とは一体?来日24年のフランス人シェフ、ドミニク・コルビさんが提案するのは、日本人もフランス人も大好きな『エビ』を使った一皿です!さらに、あの日本の郷土料理がフレンチ風に大変身!?日本の食文化に敬意を払う、コルビさんならではの逸品は必見です!
■これも島原そうめん?!新感覚そうめん料理

■これも島原そうめん?!新感覚そうめん料理
島原そうめんの新たな使い方に挑戦する料理人がいます。東京・恵比寿にある『ほねラボラトリー』櫻庭基成郎(もとしげ)さんです。ワインと共に頂く創作料理のスペシャリストが注目するのは、島原そうめん特有の『小麦の香り』。その香りを存分に引き出すために提案する、斬新なそうめん調理法とは!?
取材先
制作担当
【ディレクター】樫出 浩行(ViViA)
【プロデューサー】林 大輔(ViViA)
【プロデューサー】太田 伸(テレビ朝日)





