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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第682回『城下かれい』

6月3日放送予定

■天下の美味“城下かれい”

■天下の美味“城下かれい”

大分県・日出町でとれる日本屈指の高級魚、城下かれい。400年前に建てられた日出城の眼前に広がる別府湾で取れることからその名がつき、江戸時代には将軍にも献上されていたというまさに“天下の美味”です。その城下かれいは初夏から秋にかけて脂がのり、最も美味しくなるといいます。甘さが際立つ極上の白身にほれ込んだ銀座の寿司職人が絶品のにぎりに込めるこだわりの技を披露します!

■守れ“城下かれい”

■守れ“城下かれい”

城下かれいとともに繁栄してきた日出町。しかし、20年ほど前から水揚げ量が激減し、深刻な時代に陥っていました。その原因は、護岸工事や、海水温の上昇などがあげられ、一時は絶滅の危機に瀕したほど。実は9年前、番組は城下かれいの危機を救おうと孤軍奮闘する方を取材していました。水産試験場研究員の上城義信さんです。およそ10万匹の稚魚を体長5センチまで育てて海に放流し、稚魚が住み着くアマモの育成をするなど地道な活動を続け、城下かれいの復活を願っていたのです。それから9年。果たしてその成果はあらわれたのでしょうか。再び上城さんの下に伺いました。そこで意外な結果を知ることになったのです!

■絶品!もてなし料理

■絶品!もてなし料理

日出町のスーパーの中にある鮮魚店。開店早々に一人の女性がやってきました。お目当ては生簀で売られていた新鮮な城下かれい。お値段は一枚2000円。この日は来客をもてなすために大奮発とのこと。ご自宅に伺い、城下かれいを使った地元ならではの家庭料理を紹介します。漬け丼や中骨のから揚げ、定番の煮付けなど、豪華な料理が完成しました。その味に客の反応は?

■城下かれい×イタリアンの匠

■城下かれい×イタリアンの匠

城下かれいに特別な思いを寄せるシェフがいました。イタリアンの匠、片岡護シェフです。15年前仕事で行った大分県で初めて食べた城下かれいの味に衝撃を受けたと言います。しかし、仕入れ値が高く店では使えず、さらに東京では入手が困難…。料理をしたことはなかったのです。そんな片岡シェフが、今回念願の城下かれいを使い新しい料理に挑みます。白身とチーズが合わせる斬新な料理は、まさにイタリアンの匠が仕立てた渾身の一皿となりました。そして完成した料理をシェフが自ら試食…どんなリアクションをするのでしょうか?

取材先
制作担当

【ディレクター】大錦 玄孝(ViViA)
【プロデューサー】鈴木 朗(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史(テレビ朝日)