第658回『生姜』
12月10日放送予定
■寒い冬の味方!生姜の魅力

■寒い冬の味方!生姜の魅力
この季節、身体をポカポカに温めてくれる生姜。その生姜を約400年前から栽培し、“生姜の町”と呼ばれている鳥取県・気高町。この地を治めていた亀井茲矩が朱印船貿易で東南アジアから持ち帰った事に始まり、以来、生姜は地元で欠かせない食材となりました。豊作祈願祭では山盛りの生姜が奉納され、地元の家庭料理でも大活躍です。
その生姜を作っているのが農家の山花繁夫さん。採れたての新生姜はそのままでも美味しいのですが、山花さんはその生姜を洞窟の中で熟成させます。およそ5か月間、暗い洞窟に寝かせた生姜は、香りと旨みが増すといいます。今回の「食彩の王国」は知られざる生姜の秘密に迫ります。
■みんな大好き!!生姜焼き誕生の秘密

■みんな大好き!!生姜焼き誕生の秘密
生姜料理の定番といえば豚肉の生姜焼き。東京・駒場にある「菱田屋」は、長年、東京大学の学生から親しまれている老舗の定食屋で、豚肉の生姜焼きは学生たちに人気のメニューです。ところで、この豚肉と生姜の出会いは誰が考えた食べ物なのでしょうか?
その歴史を辿ると大正時代に出版された一冊の本に辿り着きました。その本に、一人の獣医学博士が試行錯誤した、豚肉の生姜焼き誕生秘話が綴られていたのです。
■生姜料理のプロが指南!!家庭で出来るアイデア料理

■生姜料理のプロが指南!!家庭で出来るアイデア料理
薬味だけでなく様々な料理で活躍している生姜。料理研究家の森島土紀子さんは生姜好きが高じて、生姜のレシピ本を多数出版し、生姜料理専門店を営む生姜使いの達人です。辛いというイメージを持つ人も多い生姜ですが、実は火をいれる事でその味はまろやかになり、料理にコクと旨味をプラスしてくれると言います。森島さんには生姜の基本的な料理の使い方からおススメの保存方法などのアイデアを教わります。
■気高町の生姜×イタリアン

■気高町の生姜×イタリアン
鳥取県・気高町の生姜に新たな可能性を追求する料理人がいました。麻布十番にあるイタリアン「ヴィノ・ヒラタ」の仁保州博オーナーシェフです。鳥取市出身の仁保シェフは故郷の生姜を使い新たなイタリアンに挑戦したいと思い、農家の山花さんの元を訪れます。そこで感じとったインスピレーションをもとに、仁保シェフは鳥取のある食材と生姜を合わせ新たな料理を創作します。一体どんな料理が出来るのでしょうか?
取材先
制作担当
【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】鈴木 朗(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史(テレビ朝日)





