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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第649回『里芋』

10月8日放送予定

■伊予の小京都・大洲の川が育む ほくほくの里芋!

■伊予の小京都・大洲の川が育む ほくほくの里芋!

秋になると食べたくなる里芋。愛媛県の大洲市では、収穫の最盛期を迎えます。「とろっとした味わいが美味しい」と語るのは、農家の竹岡さん。その秘密は、大洲を流れる肱川にありました。幾度となく氾濫を起こし、町の暮らしを脅かしてきた川が、里芋に与える恵みとは?さらに、出荷に欠かせない竹岡さんの相棒は、何と洗濯機!?

■月見のお供に里芋 大洲伝統の味“いもたき”

■月見のお供に里芋 大洲伝統の味“いもたき”

米が伝わる前から主食として親しまれてきたと伝わる里芋。その収穫祭が十五夜に行われたことから、「芋名月」とも呼ばれ、月に献げて感謝したのが月見の始まりです。大洲では、月見に欠かせない伝統行事が根付いています。それは、河原で仲間と月を眺めながら里芋を煮て味わう“いもたき”。そのルーツは、大洲のもうひとつの名物、鮎にありました。肱川と共に育まれた、大洲ならではの食文化とは?漁師の上満さんに、大洲伝統のいもたきを見せていただきます。

■食卓を彩る 美味しくめでたい農家料理

■食卓を彩る 美味しくめでたい農家料理

里芋は、親芋がたくさんの子芋や孫芋をつけるため、子孫繁栄の象徴とされ、ハレの日に食べられてきました。里芋農家・竹岡さんのお宅で初掘りの芋で必ず作るのが、山の幸とあわせた、ほかほかの炊き込みご飯です。これはある行事に欠かせないと言います。そして、小さな子芋や孫芋まで、味わい尽くす料理に目が離せません。実は、竹岡家にはこの秋、おめでたいことが…。祝いの席で必ず食卓に並ぶ、里芋料理も登場します。

■洋食にもエスニックにも 驚きの里芋七変化!

■洋食にもエスニックにも 驚きの里芋七変化!

里芋は和食に限らず、さまざまな料理で活躍します。料理研究家の河合真理さんに、家庭で出来るアイディア料理を見せていただきましょう。とろみを生かせば、ホワイトソース要らずのポタージュに早変わり!そして里芋と相性抜群だと言う、今人気の香草とは?その香草と合わせた「エスニック炒め」の決め手は、里芋の皮と茹で汁にあると言います。さらに、里芋の端の部分まで味わい尽くすのが、里芋の2つの食感が楽しめる「ともあえ」。一体どんな料理ができるのでしょう?

■お菓子で腕試し! 家族に捧げるおうど芋スイーツ

■お菓子で腕試し! 家族に捧げるおうど芋スイーツ

里芋の新たな可能性を見出そうとする若者が大洲にいます。老舗菓子店、「山栄堂」に生まれた中野さん。和菓子職人の祖父と、洋菓子を作る父の背中を見て育った中野さんには、パティシエになりたいという夢があります。今回は家族にお菓子を作り、腕試しをしようと考えました。そんな中野さんにはある秘策があります。それが、大洲伝統の里芋“おうど芋”。その驚きの姿とは一体どんなもの?抜群の粘りと甘みを持ったおうど芋が、中野さんの手で斬新なスイーツに大変身します。果たして、家族の反応は?

取材先
制作担当

【ディレクター】前夷 里枝(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史(テレビ朝日)