第642回『アジ』
8月20日放送予定
■築地で愛され続けるアジフライの名店

■築地で愛され続けるアジフライの名店
夏に旬を迎えるアジ。そのアジを使った名店が築地市場にある「とんかつ八千代」です。こちらで出されているアジフライは、その日築地に入荷した刺身に使えるほどの新鮮なアジを使用。その味は今や築地の名物のひとつとして、人々の舌を魅了しています。さらに、魚の料理教室を主宰する築地の仲買人・島津修さんに家庭で簡単に出来る贅沢なアジ料理を教えていただきます。
■全国トップクラスの脂の乗り「どんちっちアジ」

■全国トップクラスの脂の乗り「どんちっちアジ」
築地の間で評判のアジが島根県・浜田市にある「どんちっちアジ」。“アジの大トロ”とも呼ばれるほど脂乗りが良いこのアジをブランド魚に育てたのが市水産部の渡邊祐二さんです。実は浜田で水揚げされるアジの全てがブランドになるわけではなく、その基準をチェックするのが渡邊さんの作業。今やアジを触っただけでどんちっちアジかわかるという渡邊さんは「ゴッドハンド」と呼ばれるように。そんなどんちっちアジを全国区にと奮闘する姿を追います。
■どんちっちアジを使った取り組み

■どんちっちアジを使った取り組み
そんなどんちっちアジを知り尽くした渡邊さんが案内してくれたのが、浜田漁港の水産物仲買市場にある「めし処 ぐっさん」。こちらのお店ではアジの脂を活かした一皿を味わえるといいます。その料理を店主の山口さんに作っていただきました。さらに脂の乗ったどんちっちアジの魅力を伝えるのが「土江本店」の関谷忠之さん。関谷さんは独自の技術で脂をそのまま身に封じ込める「奉書干し」と呼ばれる新しい干物を開発しました。
その新たな可能性をご紹介します。
■古くから受け継がれる“おまん寿司”

■古くから受け継がれる“おまん寿司”
浜田には古くから伝わる「おまん寿司」と呼ばれる郷土料理があります。昔はお米を使った寿司は高級品だったため、米の代わりにおからを使った保存食として食べられていました。そのおまん寿司を40年以上作り続けているのが野坂憲明さんです。実はこのおまん寿司は野坂さんにとって大切な思い出の味だといいます。そこにはおまん寿司にこめられた母と子の物語がありました。
取材先
制作担当
【ディレクター】小泉 容子(ViViA)
【プロデューサー】佐々木 豊(ViViA)
【プロデューサー】鈴木 朗(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史(テレビ朝日)





