第639回『スルメイカ』
7月30日放送予定
■函館の黄金に輝くスルメイカ

■函館の黄金に輝くスルメイカ
北海道新幹線が開通し、観光地として再注目される北の玄関口・函館。100万ドルの夜景を彩る漁り火が釣り上げるのは、夏の訪れを告げるスルメイカです。黄金色に輝く透き通った肌は新鮮さの証拠。それもそのはず、函館では漁船のいけすで生きたまま港まで運ばれ、そのまま市場へと届く通称「いけすイカ」。店頭では活きの良い、生きた状態で売られています。低い水温と、市場まで短距離・短時間で運べる産地・函館だからこそできる方法。今回は、そんな新鮮さが命のスルメイカを存分に活かした料理、そしてベストセラー作家・谷村志穂が描く函館のスルメイカの取材に同行。その秘密に迫ります。
■函館名物・イカ刺しとイカの行商

■函館名物・イカ刺しとイカの行商
地元の人はもちろん、観光客もひっきりなしに訪れる「はこだて自由市場」。北海道を代表する新鮮な魚介が並ぶなか、ひときわ目立つのがやっぱりスルメイカ。中には創業60年続くスルメイカ専門のお店や、その場でさばいたイカを市場の食堂で味わえるなど、見所満載!コリコリとした食感にねっとりと舌に広がる甘みのイカ刺しを、熱々のご飯にのせショウガ醤油でいただくのが函館流。そしてもう一つの名物が早朝に現れるイカの行商。「イガ、イガ、イガー!」とひとたびアナウンスすれば、たちまち現れるお客さんたち。函館の人たちにとって朝イカを食べることは夏の風物詩となっているんです。
■スルメイカの料理の最前線 その姿とは!?

■スルメイカの料理の最前線 その姿とは!?
異国情緒溢れる町並みが美しい函館に構えるフレンチレストラン「ル・クリマ」。シェフの関川裕哉さんが今、注目している食材は乾物のスルメ。香ばしい香りとスルメの噛めば噛むほどににじみ出る旨味をフレンチに活かす一皿を披露します。用意するのは乾物のスルメを細く裂きオーブンで焼いたもの、そして粉末のスルメを練り込んだスルメバター。さらに普段あまり使うことのない、スルメイカのイカスミまで登場!一体、どんな料理になるんでしょうか?所変わって、加工品の町・弁天町で創業100年の老舗、小田島水産で作る塩辛の絶品レシピを紹介。洋食の人気メニュー・パスタやアヒージョとの塩辛のハーモニーとは!?
■ベストセラー作家が描く函館スルメイカの秘密

■ベストセラー作家が描く函館スルメイカの秘密
函館を舞台にした小説を多く描いているベストセラー作家の谷村志穂さん。自身、祖母が函館に住んでいたことから、幼い頃からスルメイカを味わってきました。今回は、そんな谷村さんが描く函館スルメイカの取材に密着!函館でスルメイカが愛される秘密に迫ります。さらに新作の小説の舞台・大沼で暮らすモデルとなった3姉妹との再会、そこで明かされるスルメイカと函館の人との意外な関係とは!?
取材先
制作担当
【ディレクター】細村 舞衣(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史(テレビ朝日)





