第629回『マッシュルーム』
5月21日放送予定
■世界で愛されるキノコ、マッシュルーム

■世界で愛されるキノコ、マッシュルーム
コロンと丸い、愛らしい形のキノコ・マッシュルーム。オムレツなど洋食のイメージが強いですが、鮮度の良い物は生食も可能で、グルタミン酸やアミノ酸などの旨味成分を多く含んでいます。調味料や出汁にも最適で、和洋中どんな料理にも合う万能食材なんです。マッシュルームは17世紀フランスで栽培が始まり、別名“シャンピニオン・ド・パリ”=“パリのキノコ”と呼ばれ、世界中で食されるキノコなのです。
■奇跡の超ジャンボマッシュルーム登場!?

■奇跡の超ジャンボマッシュルーム登場!?
千葉県香取市で親子3代にわたってマッシュルーム栽培を続ける菅佐原さん一家。国内シェア1、2を誇る全国でも有数の農家です。マッシュルームひしめく菌舎の中に、ひときわ大きく育ったキノコが。なんと1万個に1個しかとれない、その名も“ギガマッシュ”。大きい物は20cmをゆうに超え、重さは1キロにもなるんだとか。規格外のサイズもさることながら、栄養をたっぷり吸いこんだ旨み溢れる濃厚なエキスが特徴。まさに産地ならではの食材です。
■マッシュルーム最前線!キノコ使いのプロが魅せる技

■マッシュルーム最前線!キノコ使いのプロが魅せる技
東京・原宿にある、マッシュルーム料理専門店「マッシュルームトーキョー」。全国のマッシュルーム好きが集う、このお店のオススメはやっぱりギガマッシュを丸ごと蒸し焼きにし、旨みを最大限に引き出した、その名も“ギガマッシュのまるごとステーキ”。さらにフランスの家庭の味を伝えている料理研究家・サルボ恭子さんオススメの万能調味料「マッシュルームペースト」の作り方を大公開!作り置きしておけば、いろんな料理に使える優れものです。
■2020年の五輪に懸ける農家の想い

■2020年の五輪に懸ける農家の想い
農家の菅佐原さん一家が栽培を始めたキッカケは、1964年の東京五輪。当時の日本ではマッシュルームに馴染みがなく、ほとんど栽培されていない状態でした。「日本の美味しいマッシュルームを海外から来る方に食べてもらいたい!」。そんな想いを抱き、来たる2020年の東京五輪に向けて、日夜、マッシュルーム栽培に取り組んでいます。
■和食の匠・つきぢ田村の究極のマッシュルーム料理

■和食の匠・つきぢ田村の究極のマッシュルーム料理
菅佐原さんの熱い想いを受け取り、新たなマッシュルーム料理を考案するべく立ち上がったのが、つきぢ田村の三代目・田村隆さん。ギガマッシュの規格外のサイズと食感、そして溢れ出る出汁はまさに泉そのもの。マッシュルームの良い所を最大限に生かした、味噌汁や炊き込みご飯。さらにギガマッシュを丸ごと使った肉詰めという産地ならではの食べ方から、一体どんな料理に仕上げるのか。日本一の生産地が育んだマッシュルームと、和食の匠の出汁使いが合わさった究極の一皿に、五輪に懸ける想いを託します。
取材先
制作担当
【ディレクター】細村 舞衣(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)





