今回の主役は、日本の食卓になじみの野菜「にんじん」です。煮込み料理や炒め物に重宝される、にんじんですが、実は今、生で食べても美味しい甘いにんじんが注目を浴びています。今回は、進化する「にんじん」に秘められた物語を紐解きます。

■「行列ができるパン屋の大盛り！にんじんサンド」

東京郊外 松戸市にある行列が出来るパン屋Zopfでは、にんじんのサンドイッチが評判を呼んでいます。千切りにした人参を薄い焼豚とともに大量にはさんだインパクトのあるサンドイッチ。人気の秘密は、どこか懐かしい味付けにありました。それはなんと、家庭でお馴染みのあの和食です。その正体とは！？

■「カラフルにんじん活用！愛情レシピ」

伊勢丹新宿店の青果売り場には、赤、黄、紫などの色とりどりのにんじんが並びます。
これらのにんじんは、彩りが美しい上に、くせも無く、より甘く改良されているのだそうですが…いったいどうやって料理するのか、悩みます！？そんな時に役立ってくれるのが
専属シェフの鈴木理繪さん。簡単で美味しいカラー人参の料理法、今日から使えるアイデアが満載です。

■「KIHACHI」凄腕シェフのにんじん料理

東京 青山に店を構える「KIHACHI」でも、今が旬のにんじんを使って、熊谷喜八シェフが自慢のレシピを披露します。自ら全国を巡って食材集めに赴くという熊谷シェフ。にんじんが登竜門というシェフが太鼓判を押す、極上のにんじんがあります。

■「厳しい寒さが鍛えた雪中にんじん」

青森県深浦町に日本最高峰の糖度を誇るにんじんがあります。
一面雪に覆われた農場では、地元のお母さん達が厳しい寒さの中、にんじんを手作業で収穫しています。地元ならではの料理には、名物のタラと合わせた郷土料理や、生絞りにんじんジュースを使った驚きの炊き込みごはんも登場！「大変な思いをしてとってもにんじんが脇役の料理が多い」と悩む深浦の人たち。「キハチさーん、力を貸してくださーい！」 とビデオレターを出しました。

■「深浦の人たちへ贈る にんじんレシピ」

「にんじんを主役にする料理を作ってほしい」深浦の人たちの気持ちに応えるのは、熊谷喜八シェフ！腕によりをかけて作る料理とは！？雪中にんじんの甘みを活かすとっておきの一皿が登場します！