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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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第608回『あなご』

12月12日放送予定

■柔らかな食感が魅力の“あなご”!

■柔らかな食感が魅力の“あなご”!

ふんわりとした食感がたまらないあなご!一般的には夏が旬といわれていますが、冬のあなごも格別です。噛むとジューっと出てくるほどたっぷりのった脂と、とろけるような柔らかさはこの時期にしか味わえません。中でも評判を呼んでいるのが、長崎県の対馬で獲れる金色に光輝くあなご、その名も“黄金(こがね)あなご”。
今回は冬のあなごの魅力をひも解きます。

■江戸前に欠かせない食材

■江戸前に欠かせない食材

あなごといったらやっぱり江戸前です。東京・浅草の天丼屋の人気は、丼からはみ出すほど大きなサイズの“あなご天丼”。実はここのお店、創業126年の老舗天ぷら屋「土手の伊勢屋」が前身。120年以上継ぎ足されている特製のタレが天ぷらの旨みを引き立てます。
江戸時代、天ぷらと共に人気があったのが寿司。あなご寿司の名店でこだわりの作り方を見せていただきます。あなごの煮汁を煮詰めるタレは“ツメ”と呼ばれ、あなごの旨みが凝縮した濃厚な味わい。トロトロのあなごを崩さず握る職人技に注目です。

■金色に光輝く“黄金あなご”

■金色に光輝く“黄金あなご”

日本一のあなごの水揚げ量を誇る長崎県対馬で出会ったのが、金色に輝く“黄金あなご”。脂がよくのっていて丸々と身が肥えており、対馬の西沖でしか獲れません。そんな黄金あなごを全国に広めようと奮闘しているのが島居孝廣さん。黄金あなご専門店をオープンさせ、全国へ販売も行っています。サクサクとしたカツやふんわりとした熱々の鍋をお店で出しています。
中でもおすすめが“あなごの刺身”。新鮮だからこそ味わえる刺身はコリコリとした食感がたまらない一品です。

■イタリアンの巨匠がつくる思い出の味

■イタリアンの巨匠がつくる思い出の味

イタリアンの名店、アクアパッツァの日高良実シェフの手によって、そんな黄金あなごの新たな魅力を引き出してもらいます。実はあなごは日高シェフにとって思い入れのある食材。幼い頃に家族で食べた“うどんすき”に出汁として使われていた味が今も忘れられないと言います。思い出の味からヒントを得た華麗な一品。イタリアンならではの巧みな技とは?

取材先
制作担当

【ディレクター】小泉 容子(ViViA)
【プロデューサー】高橋 司 佐々木 豊(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)