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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第585回『アユ』

7月4日放送予定

■夏の京都を彩る、アユ

■夏の京都を彩る、アユ

夏の京都といえば、やっぱりアユ!清流の女王と呼ばれるアユは、その涼しげな風貌から、様々な意匠に使われ、和菓子の世界でも清涼感が楽しまれています。
京都の奥座敷、貴船では、清流に涼を求めてやってきた人々に、待ちにまったアユ料理が振舞われていました。塩焼きは、やっぱり絶品!皮はカリッと香ばしく、中はしっとり鮎の香りがふわっと香ります。さらに錦市場でも小アユを使ったから揚げなど、まさにアユ三昧!今回は夏の京都を舞台に、人々に親しまれてきた、桂川と鴨川のアユを巡る物語です。

■アユを運ぶ謎の一行

■アユを運ぶ謎の一行

桂川の上流で、アユを運ぶ謎の一行に遭遇!生きたまま新鮮なアユを届ける為、何度もアユが入った桶の水替えをしながら駆け足で運んでいます。一体アユをどこに届けるのでしょう…?
そしてアユを休める休憩所として栄えたのは、江戸時代から続く、鮎の宿・つたやです。干した鮎を出汁に使った、上品な味がたまらない鮎ご飯など、当時からの鮎料理を紹介!また、御所の近く、有職料理・萬亀楼でアユを贅沢に使った、宮中の祝い事に欠かせない料理を再現していただきます!

■鴨川でアユ漁が解禁

■鴨川でアユ漁が解禁

実は、鴨川はアユの習性を利用した友釣り発祥の地と言われています。アユ漁解禁になると、川岸には心待ちにしていた釣り人たちが沢山集まります。女性釣り師、浅井喜美代さんが営む小料理屋、喜幸は鴨川のアユが食べられると大人気!父から受け継いだ料理の技、アユの洗いや、秘伝のタレを使った南蛮漬けなどは格別です。

■和食の食材、アユが意外な料理に大変身!

■和食の食材、アユが意外な料理に大変身!

京都のアユに魅せられたシェフ前田元さんは、鴨川のアユ釣りを食べて育ちました。幼いころの、思い出の料理、アユの塩焼きを進化させたいと腕を振るいます。アユに和食の技を取り入れ、色とりどりの料理に大変身!!そして前田さんが新たに挑戦する、アユを感じさせないアユの料理とは!?

取材先
制作担当

【ディレクター】前夷 里枝(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)