第568回『鰆』
3月7日放送予定
■春の使者・鰆

■春の使者・鰆
春の魚と書かれる鰆。冬を越して春を迎えるまでは、暖かい黒潮に乗り太平洋の海でイワシやサンマを餌に過ごします。刺身にしてもよし、焼いてもよし。脂が乗りつつ淡泊な今の時期の鰆はいろいろな料理に大活躍。今回はそんな春を呼ぶ魚、鰆物語をお送りします。
■和食でもフレンチでも大活躍!

■和食でもフレンチでも大活躍!
銀座にある日本料理店「馳走 啐啄」の西塚茂光さんは、鰆にこだわる料理人。そんな西塚さんに鰆を使って春を表現した一皿や家庭でも簡単に出来る鰆料理を教えていただきました。一方、フレンチの世界でも鰆を積極的に取り入れているのが「ル ピラート」の須賀眞理シェフ。和のテイストを盛り込んだ鰆フレンチを披露していただきました。
■今が旬!静岡県の鰆

■今が旬!静岡県の鰆
江戸時代のある随筆では「鰆は相良で獲れるものが一番うまい」と謳われています。その鰆を求めて静岡県中部の牧之原市・旧相良町へ。ここでは秋から春先にかけて鮮度の良い鰆が豊富に獲れます。そんな鰆に魅了されたベテランの漁師、藤澤一明さんの鰆漁に密着しました。さらに牧之原市で「菰塩」と呼ばれる技術を発見。江戸時代から伝わり、今では贈答に用いられる高級品。そんな菰塩作りを続ける地元の鮮魚店「魚才」で伝統の技を見せてもらいます。
■菰塩に惚れ込んだ男の料理

■菰塩に惚れ込んだ男の料理
「割烹 眞海」の山口勝さんは、菰塩の熟成した旨味に惚れ込み、自らの店で扱うように。実は菰塩、地元の漁師達にはあまり知られていないと話す山口さん。今回、藤澤さんをはじめとした漁師を招き、菰塩料理をふるまう事に。どのメニューも菰塩ならではの風味を活かしたものばかり。初めて食べる料理に漁師はどんな感想を聞かせてくれるのでしょうか。
取材先
制作担当
【ディレクター】雨森 健一(ViViA)
【プロデューサー】高橋 司 佐々木 豊(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)





