第565回『松葉ガニ』
2月14日放送
■冬のごちそう「松葉ガニ」
■冬のごちそう「松葉ガニ」
冬の味覚といえばカニ!中でも「カニの王様」と呼ばれるズワイガニは、上品な甘みと弾ける身の食感が魅力です。越前ガニ、加能ガニ、間人ガニ…ズワイガニは各地でブランド化され、中でも山陰地方では、「松葉ガニ」の名で古くから親しまれてきました。今回は日本海のごちそう、松葉ガニに秘められた物語をお届けします。
■激戦区・兵庫で味わう、極上の松葉ガニ料理
■激戦区・兵庫で味わう、極上の松葉ガニ料理
食の都・神戸には極上のカニが集まります。新鮮なカニが味わえると評判の割烹で仕入れるのは、活きた松葉ガニ!店主の植村良輔さんが手がける料理は、カニ本来の味を活かした極上の料理の数々です。ほのかな甘みを直球で味わう刺身に、濃厚な卵が楽しめる、メスの「セコガニ」の面詰め。日本料理の匠の技により、松葉ガニの繊細な味が花開きます。
松葉ガニに惚れこんだ植村さんが店で仕入れるのは、兵庫県浜坂の松葉ガニ。松葉ガニ王国・兵庫県で、浜坂のカニが人気を呼ぶ秘密とは…?
■活きのいい松葉ガニを届けたい! 漁師たちの奮闘記
■活きのいい松葉ガニを届けたい! 漁師たちの奮闘記
今では県下一の漁獲高を誇る浜坂。ところが漁を始めたのは県内で最も遅く、輸送手段が乏しいために、足の早い松葉ガニはなかなか流通できませんでした。これを何とか売ることはできないか、漁師たちは様々な取り組みをはじめました。そして、目指したのが、「とった松葉ガニを活きたまま港に持ち帰ること」。荒れる日本海から新鮮な松葉ガニを持ち帰るため、漁師たちの挑戦が始まったのです。
さらに、地元で愛されてきたのは、オスの松葉ガニよりも安価なメスのセコガニ。セコガニを味わい尽くす、豪快な漁師料理を見せていただきます。
■カニ料理に込められたフレンチの真髄
■カニ料理に込められたフレンチの真髄
東京でも新鮮な松葉ガニが食べられるようになった今、東京四谷にカニ好きが集う店があります。店主の加藤邦彦さんは、新たなカニの魅力を引き出そうと松葉ガニを活かしきる料理を作り出してきました。そんな加藤さんが挑戦する、新たな松葉ガニの料理とは…?
フレンチの老舗・銀座レカンでも、カニは人気のメニュー。さらに、シェフの高良康之さんには、大切にしているカニ料理があると言います。フレンチの基礎が詰まっていると言う、思い出のカニ料理とは?
取材先
制作担当
【ディレクター】前夷 里枝(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)