第556回『金時にんじん』
12月6日放送予定
■冬の京料理を彩る金時にんじん

■冬の京料理を彩る金時にんじん
甘味が強く鮮やかな紅色が特徴の金時にんじん。現在、一般的に出回っているにんじんの多くが、西洋系のにんじんと呼ばれるもの。一方、東洋系のにんじんと呼ばれているにんじんの中で唯一残っているのが今回の主役「金時にんじん」です。京都では昔から「京にんじん」と呼ばれ、京料理の彩りに欠かせない存在。今回は東洋系にんじんの代表格・金時にんじんの物語です。
■金時にんじんの生産量日本一!香川県

■金時にんじんの生産量日本一!香川県
京都のイメージが強い金時にんじんですが実は、全国シェア7割が香川県坂出市で生産されています。農家の乃村一彦さんと息子の一平さんは代々この地で60年以上に渡り金時にんじんを生産しています。畑の特徴は、水捌けが良くミネラル分を豊富に含んだ海砂。実はこの地が一大産地となるまでには試行錯誤の物語がありました。
■金時にんじんをブランド化へ。若き農家の挑戦

■金時にんじんをブランド化へ。若き農家の挑戦
実は香川県では多くの野菜が生産されています。しかし、うどんのイメージにおされ、ほとんど知られていません。そこで一平さんは、農家仲間に声をかけ、金時ニンジンをはじめとする、こだわりの野菜をブランド化しようとしています。”もっと香川の野菜を知ってもらいたい″そんな想いに賛同する地元シェフが、金時にんじんを驚きの料理に大変身させます。
■中華の名店シェフが初挑戦!!金時にんじん料理

■中華の名店シェフが初挑戦!!金時にんじん料理
“関東の人にも金時にんじんのおいしさを知ってもらいたい”一平さんの想いを受けた東京・銀座にある「赤坂璃宮」オーナーシェフの譚彦彬さんに、今回初めて金時にんじんを使った料理に挑戦してもらいました。金時にんじんの色味や食感、甘味を活かし、果たしてどんな中華料理に仕上げるのでしょうか?
取材先
制作担当
【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】高橋 司 佐々木 豊(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)





