第550回『ホッキ貝』
10月25日放送予定
■甘みのある身が魅力の“ホッキ貝”

■甘みのある身が魅力の“ホッキ貝”
モチモチとした食感と、甘みのある柔らかな身が特徴のホッキ貝。漢字で【北寄(ほっき)】貝と書くように、北海道や東北地方が主な産地です。13年連続で漁獲量日本一の北海道苫小牧市。肉の代わりにホッキ貝を使ったホッキカレーは、昔から食べられており、郷土食となっています。今回はそんなホッキ貝の魅力に迫ります!
■和食にもフレンチにもホッキ貝!

■和食にもフレンチにもホッキ貝!
苫小牧市にある日本料理店「日本橋」の店主、齋藤芳行さんは、地元名産のホッキ貝をもっとたくさんの人に知ってもらえないかと、創意工夫を凝らした料理をつくります。ホッキ貝の旨みを活かした絶品料理とは!?さらに、札幌で人気のあるフランス料理店では、苫小牧出身のシェフに子どもの頃から毎日のように食べていたというホッキ貝を使った、魅惑のホッキ・フレンチを作っていただきました!
■日本一の漁獲量を誇る苫小牧

■日本一の漁獲量を誇る苫小牧
ホッキ漁は、夜が明ける前に出港し、日の出と共に一斉に始まります。ホッキ貝は砂の中に生息しているため、掘り起こさなければ獲ることができません。しかし、かつての漁法では掘り起こす際に、3割近くもの貝殻が割れてしまっていました。そんな状況に悩んでいる漁師たちのために画期的な新兵器が誕生しました。貝を傷つけることなく獲ることができる、その驚きの漁法とは?そして苫小牧漁協女性部の方たちに、獲れたてのホッキ貝で、地元ならではの料理を作っていただきました。
■海外でも人気の名物駅弁!

■海外でも人気の名物駅弁!
北海道室蘭市にある母恋という地名は、ホッキ貝がたくさんあるという意味のアイヌ語に由来します。その地名にちなんでホッキ貝を使った駅弁「母恋めし」がいま、日本だけでなく海外の観光客からも人気です。母恋めしとはホッキ貝の旨みたっぷりの出し汁で炊いたご飯に、柔らかい身を入れておにぎりにしたもの。お母さんの愛情たっぷりの優しい味わいに、多くの人が魅了されています。ホッキめしの誕生に秘められた家族の物語とは・・・
取材先
制作担当
【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】高橋 司 佐々木 豊(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)





