第538回『ワタリガニ』
8月2日放送予定
■日本一の干潟の恵みワタリガニ

■日本一の干潟の恵みワタリガニ
小さいながらもギュッと濃厚な旨味が詰まったワタリガニ!たっぷりと出汁が出て、日本人の食卓に最も馴染み深いカニとして現代まで親しまれてきました。その歴史はなんと縄文時代までも遡るほど。中でも佐賀県・有明海のワタリガニは絶品!その秘密は日本一の干満差に?和洋中、様々な料理に使われ美味しさを発揮するワタリガニの魅力に迫ります。
■韓国のオモニの味

■韓国のオモニの味
韓国では“ケジャン”として食べられているワタリガニ。カンジャンケジャンと言って、醤油ダレに漬けたものが元々の味付けなんだとか。野菜や果物をたっぷりと入れて煮込んだ醤油ダレの甘味とワタリガニの旨味が合わさり、口いっぱいに広がります。味付けは家庭ごとに違うそう。赤坂にある「おんがね」のオーナー金さんが作ってくれるのはこの醤油ダレを使った思い出の一品。オモニの味を教えていただきます。
■イタリアンにも中華にも

■イタリアンにも中華にも
イタリアンでよく見かける「ワタリガニのパスタ」も実は日本生まれ。出汁が取れて身を食べても美味しい一石二鳥の食材なんです!この料理が生まれたきっかけとは一体?
さらに中華の革命児・脇屋友詞シェフが作るのはワタリガニをふんだんに使う独創的な料理の数々!たっぷりのカニ身をご飯と炒め、甲羅から出る出汁を加えた上湯スープをかけた「スープ炒飯」はまさにカニ尽くしの絶品料理です。
■殻ごと食べられる?旬の地元料理

■殻ごと食べられる?旬の地元料理
殻ごと一緒に炊くほかほかの炊き込みご飯や、旨味たっぷりの出汁が出た味噌汁など、地元にはワタリガニを堪能できる料理がたくさん!
“干潟が生み出す味を堪能してほしい”と地元の料理人・坂口さんが作るのはワタリガニの刺身!プリップリの身から濃厚な旨味が出て、噛むほどに美味しさが増す一品です。さらにこの時期ならではのとっておきの料理が!使うのはなんと脱皮したワタリガニ。地元を想う熱い気持ちが美味しい料理を仕立てます。
取材先
制作担当
【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】高橋 司 佐々木 豊(ViViA)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)





