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毎週⼟曜⽇ あさ9時30分から

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過去の放送

第426回『アジ』

5月19日放送予定

■アジ王国・長崎の味

■アジ王国・長崎の味

これから夏に向けて旬をむかえる大衆魚「アジ」。日本一の漁獲量を誇るのが長崎県です。年間5万トンを超えるアジが水揚げされています。今回は、その中でもめずらしい一本釣りで釣られるという特別なアジを求めて長崎半島の先端に位置する野母崎を訪れます。アジ王国・長崎に根付くアジ文化を御紹介いたしましょう!

■選び抜かれた黄金アジ

■選び抜かれた黄金アジ

3方を海に囲まれた野母崎は、豊かな漁場に恵まれた漁師町。漁師の松村健さんが狙うのは、野母崎沖に住み着いた瀬付きのアジ。その名も“野母んあじ”です。船上から突き出した釣竿を巧みに操り、アジを誘います。しかし、釣り上げたアジがすべて“野母んあじ”になれるわけではなく、体長26cm以上、重さ300~500gのアジだけ。魚体に傷一つでもあると“野母んあじ”とは認められないのです。蓄えた脂で黄金色に輝くという野母んあじ…果たして、釣れるのでしょうか?

■鉄人の故郷のアジ

■鉄人の故郷のアジ

この“野母んあじ”に惚れ込んだ料理人が東京にいました。あの和の鉄人・中村孝明さん。長崎県出身の中村さんは、13年前に初めて野母んあじと出会い、衝撃を受けたといいます。「他のアジとは全然違う!」と言わしめる、極上の野母んあじ…鉄人の技が光る逸品にご注目ください。

■野母崎に伝わる伝統の味

■野母崎に伝わる伝統の味

海の幸に恵まれた長崎県だからこそ、昔から盛んに行われているのが「かまぼこ作り」。なんと、お母さんたちが家庭で作るという知恵が大切に受け継がれていました。そのかまぼこ作りに欠かせないのがアジ。すり身にし、お母さんたちのアイデアを詰め込んでいきます。一口に「かまぼこ」と呼べないほど、多彩な顔ぶれは必見です!

取材先
制作担当

【ディレクター】山本裕美子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】江野 夏平(テレビ朝日)