第420回『あさり』
4月7日放送予定
■春の味覚、日本一の三河の“あさり”

■春の味覚、日本一の三河の“あさり”
あさりの生産量日本一、愛知県の三河湾の“あさり”は今が旬。
潮干狩りシーズンを迎え、最も美味しい季節がやってきました。
三河湾のあさり漁師、牧野武さんの伝統漁法を紹介します。
この時期のあさりは夏の産卵を前に栄養を溜め込んで、肉厚で旨味たっぷり。
そんな三河のあさりにこだわる料理人、和食旅館「角上楼」の上村純士さん。
仕入れも勿論自分でやり、三河のあさりを使った創作料理を考案してきました。
■時代を繋ぐ、献上品「串あさり」

■時代を繋ぐ、献上品「串あさり」
三河湾は古くからあさりの名産地として知られていました。中でも、江戸時代、三河のあさりを一躍有名にした珍味があります。徳川幕府に毎年献上された
“串あさり”。旬の味を年中食べられるようにと考えられた保存食です。
この串あさり、何と今も作り続けられていました。
串あさり作りの名人、下園さき子さん。
古くからこの地に伝わる、春の風物詩を御覧いただきます。
■イタリアンの名シェフの運命的な出会い“アクアパッツァ”

■イタリアンの名シェフの運命的な出会い“アクアパッツァ”
旨味たっぷりの三河のあさりにこだわる名シェフの物語。
広尾にある人気イタリア料理店「アクアパッツァ」のオーナーシェフ日髙良実さんはイタリア修行時代、料理人人生を変える料理と出会いました。それが店名にもなっている“アクアパッツァ”です。元々は、魚貝類を海水で煮ていく漁師料理。
シンプルな料理に、三河のあさりが驚きの力を発揮します。
■漁師町で生まれた、お袋の味

■漁師町で生まれた、お袋の味
三河湾の南端、渥美半島でも、あさりは日々の暮らしに欠かせないものでした。
中でも、お祝い事には必ずといっていいほど食べられてきたのが、あさりをふんだんに使った押し寿司です。煮詰めたあさりは酢飯との相性抜群。
こちらは、思わず笑顔がこぼれるお袋の味…
押し寿司を作り続けるお母さんと息子の心温まる物語です。
取材先
制作担当
【ディレクター】山本 裕美子(ViViA)
【プロデューサー】加納 満(ViViA)
【プロデューサー】江野 夏平(テレビ朝日)





