第419回『鎌倉 わかめ』
3月31日放送予定
■いざ鎌倉!「わかめ」の王国へ

■いざ鎌倉!「わかめ」の王国へ
春の浜辺に美しい緑のカーテンのように干される「わかめ」が今回の主役。ここは、今年世界遺産にも推進された、古都・鎌倉。実は、豊かな相模湾に面した鎌倉は、意外にもわかめの名産地なんです。鎌倉に暮らす人の春の楽しみを知っていますか?それは、心地良い潮風を感じながら浜辺を歩いて波に打ち上げられたわかめを拾うこと。味噌汁や酢の物など家庭料理に大活躍します。
■日本最古の禅寺のわかめ料理

■日本最古の禅寺のわかめ料理
鎌倉時代に創建された禅寺・建長寺。お坊さんの食事の基本は“一汁一菜”。限られた食材で栄養のバランスを補うために、わかめは欠かせない食材です。海の豊富な栄養分を吸収して育つわかめは、ミネラルたっぷり。すまし汁や、梅和えなど素材を活かす素朴な味付けで食べられています。建長寺の門前にあるミシュランにも紹介された名店、鉢の木。ここでは、春夏秋冬、四季を通じて料理に生かされています。その料理法とは、健康を支えてくれる、納得の取り合わせなんですよ。
■驚きの天然わかめ漁

■驚きの天然わかめ漁
鎌倉には、昔ながらの漁法で天然わかめをとり続けている漁師がいます。小舟で海に繰り出し、取り出したのは、箱メガネと長い竿。竿先に付いた鎌で岩にしっかり根を張った、天然わかめに挑みます。「天然わかめは、磯の風味が良く、歯ごたえがたまらない」と言う漁師の村田さん家族は、アイディア料理を楽しんでいます。わかめを、小麦粉と混ぜて、茹でるの?さらには、兄弟で取り合いが始まるという、ネバネバ料理の正体とは?
■母に捧げる絶品わかめフレンチ

■母に捧げる絶品わかめフレンチ
鎌倉の中心街、小町通りの傍にある、観光客に人気のフレンチレストラン“コムアンオワゾー”。この店の若きシェフ、高橋さんは新しいわかめ料理に挑戦しています。実は、幼い頃、病弱でお母さんに栄養満点のわかめ料理を作ってもらっていた高橋さん。その恩返しにと、お母さんのために地元名産の鎌倉野菜や相模湾で獲れた真鯛などと合わせて新作を作ります。はたして、どんな料理に?
取材先
制作担当
【ディレクター】植田 裕久(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道 那須 恭子(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】江野 夏平(テレビ朝日)





